プライバシーと国家安全保障などの懸念から、「売却」か「米国のアプリストアからの削除か」の二者択一を迫られている中国発の動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」。
TikTokユーザーのくら替え先として、人気の中国アプリ「小紅書」には、「最近、海外ユーザーが大挙して流入が起きている」と、大々的に報じられている。
なお、代替アプリの「小紅書」に移行した米TikTokユーザーは自らを「TikTok難民」と呼び、そのようなハッシュタグを添えて投稿を行っているという。
「TikTok難民」のなかには、「中国大好き!」と声高に叫ぶ欧米の顔ぶれ(美女も多い)もかなり見かける。しかし、これら「外人」の一部が「サクラ」か「偽造」だと指摘する声が多く上がっている。
一部「外国人」が公開した動画のIPアドレスが偽造されたものであったり、また投稿動画自体がAIによって生成されたものであったり……。あるいは動画は海外のプラットフォームからそっくりそのまま「持ってきた」ものであったりするのだ。
そんななか、「外国人のフリをしてみたら、アクセスが殺到した、これはすごいぞ!」と自慢してしまったユーザーのアカウントが封殺される「事件」も起きている。
中国SNSで稼ぐ秘訣
誰がまとめたかは不明だが、華人圏で拡散されている多くの「いいね!」が寄せられている投稿に以下のモノがある。
外国人が「TikTok(抖音)」で稼ぐには、「中国は素晴らしい」「中国は安全だ」と言えばいい。
外国にいる中国人が「TikTok(抖音)」で稼ぐには「アフリカなど途上国の変わった風習」「欧米諸国の悪口や良くない一面の展示」をすればいい。
とにかく、小粉紅(極端な愛国主義者)たちの好みを掴んで、彼らが見たいコンテンツを提供することが人気の秘訣だそうだ。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。