神韻へのいざない 「色彩と音の祭典」—米紙シャーロット・オブザーバー

中共執政以前の古き良き伝統文化に「素晴らしいと息を呑むばっかり」と感動の声 盛況の神韻渋谷公演

2025/01/20
更新: 2025/01/20

19日、日本を巡回中の神韻芸術団は東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で公演を行った。この日も、世界最高峰を誇る中国古典舞踊と音楽の舞台に、劇場は熱気に包まれ観客からは感動の声が上がった。

2025年の世界巡回ツアーで神韻芸術団は5大陸の200以上の都市を訪れ、数々の世界トップレベルの劇場で満員の大盛況を記録。共産主義以前の中国の伝統的な美しさを伝える神韻に、各国の著名人や政治家、芸術家などから絶賛の声が相次ぎ上がっている。

「独創的で…圧倒的に美しい!あまりにも感動的。次作アバターのアイデアをもらった気がします」ーアカデミー賞受賞映画『アバター』美術監督ロバート・ストームバーグ氏

「神韻芸術団は間違いなく世界水準です」ーラテン・グラミー賞の審査員であるソーネル・ジョーンズ・ジュニア氏

「本当に感動しました。本当に奇跡だと思います」ーマイケル・フリン元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)

有名俳優が「表現力がすごい」「素晴らしい技術」と絶賛

19日、俳優・タレントの鈴木照道さんは東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で神韻の公演を鑑賞した(藤野偉/大紀元)

この日神韻の公演を鑑賞した俳優・タレントの鈴木照道さんは、「みなさん素晴らしい技術で、舞踊とかアクロバット的な動きが迫力あって、それだけでも面白いのに、皆きちんと揃っているというのがすごかったです」と絶賛した。鈴木さんは、数の多くの映画やドラマ、CMに出演している。

「セリフがないのに、顔だったり手とかで表現して伝えていたのが素晴らしいです。表現力が強いっていうことですね」と演出の妙を讃えた。芸術における精神性にも着眼し、「すごい力が内面にあるんだなと思います」と語った。

神韻アーティストが舞踊を披露(神韻芸術団提供)
神韻アーティストが舞踊を披露(神韻芸術団提供)

約20の短い演目から構成される神韻公演では、古典舞踊や舞踊劇の他に、中国楽器の独奏や、歌曲の独唱も披露される。

神韻の公演に豊かな文化的基盤を感じ取ったという。「やっぱりその奥深さというか、伝統の重さを感じました」

東西の楽器を交えたオーケストラによる生の演奏は神韻公演の大きな見どころの一つだ。鈴木さんは、「生演奏は迫力あるし、聴いてて気持ちいいし、舞踊にも上手く合ってる。素晴らしいチームワークで感動しました」と称賛した。

オーケストラピットでは神韻交響楽団が舞台演出に合わせ、ダイナミックかつ繊細な音色を奏でる。繊細な音色を紡ぎ出す中国古典楽器と壮麗な西洋の交響楽の融合が神韻の音楽の特徴だ。

東西の楽器が融合した神韻交響楽団(神韻芸術団提供)

「ドキドキしながら背伸びしながら見ました」舞踊教師が感激語る

19日、舞踊教師の石井園子さんは東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で神韻の公演を鑑賞した(藤野偉/大紀元)

「ものすごい迫力」「踊っている方の気遣いだったり、筋肉の動きだったりとか、しなやかな振りだったりというのを間近で拝見できたからすごく嬉しかったです」と舞踊教師の石井園子さんは神韻の公演を称賛した。

石井さんは、舞踊におけるある点に注目していた。「あれだけジャンプしたり、あれだけ横に跳んだりという動作がある中で、降りている音がしないというのは本当に素晴らしいなと思った」と語り、舞踊の精巧さを讃えた。

神韻アーティストが舞踊を披露(神韻芸術団提供)

石井さんは神韻交響楽団が奏でる妙音も絶賛し「音楽は大迫力でした。オーケストラピットの方が目の前だったので、すごいドキドキしながら背伸びしながら見ました」と語った。

舞踊と音楽のシンクロにも感動していた。「素晴らしい。生の音楽に合わせるというのはすごく大変なことだと思うんですけど、何回も練習を重ねているからこそ、あれだけ音楽と舞踊が一致するんだなと思います」

最後に、石井さんは「勉強をさせていただいたし、すごいいい刺激になったので感動しました」と締めくくった。

19日、ソフトウエア開発会社の会長・福原良佐さんと妻の福原寿美子さんは東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で神韻の公演を鑑賞した(藤野偉/大紀元)

ソフトウエア開発会社の会長・福原良佐さんと妻の福原寿美子さんは、「ずっと去年ぐらいから、とても楽しみにしていて、非常に感動しました。本当に素晴らしかったです」と感動を語った。

娘が新体操などを習っているという福原さん。バレエや新体操と比べて「やっぱりスケールが違います、本当に今日は感激しました」と語った。

「やはり同じ演技でも全員がぴったり揃う。シンクロがですね、本当に素晴らしいなと思って息を呑むばかりでした」

「ビジュアル的な美しさがもう本当に言葉ではなく伝わってくる」

ステージ後方に映し出されるデジタル背景幕は、神韻芸術団が特許を取得しており、天上の世界や歴代王朝の光景を映し、観客を悠久の旅へといざなう。

また、音響や照明、舞台美術など、演目を構成する技術にも伝統的な様式が取り入れられている。そうした技術面での演出は、派手さを追及するのではなく、あくまで舞踊を引き立てるためのもので、音響も同じく、楽器本来の音色を生かすようにしている。 これら舞台効果の全てが、舞踊と見事に調和している。

福原寿美子さんは、最初の演目について「もう本当に始まってすぐ引き込まれてしまって、ずっと楽しく体験しました」と振り返った。

神韻公演の舞踊劇。イメージ画像(神韻芸術団提供)

最初の演目では、銅鑼が鳴り、幕が上がった後、荘厳で美麗な天上の世界が観客の目の前に現れる。その壮麗な光景を見て、涙を流す観客も多い。

テノール歌手についても「とても素晴らしい声で、音量もすごくて素敵だったと思います」と称賛していた。神韻の声楽家は、会得するのが難しいベルカント唱法を用いて、圧倒的な声量で劇場を包み込み、人の善性を呼び醒す清高なメッセージが歌われる。 

「クオリティ高い」「素晴らしい、美しい」…圧巻の舞台に好評

19日、雑誌編集者の深沢更三さんと妻の深沢智子さんは東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で神韻の公演を鑑賞した(任子慧/大紀元)

夫婦で神韻の公演を鑑賞した、雑誌編集者の深沢更三さんは卓越した舞踊と、ステージ後方に映像として映し出される麗しい光景のリンクが非常に新鮮だと感じたと語った。「すごくバランスが良かった」

舞踊における表情や動作などについても「クオリティがやっぱり高い」と称賛した。

神韻アーティストが舞踊を披露(神韻芸術団提供)

舞踊劇の演目には、善の報いや非利己的な献身、天を敬い徳を積むことなどの美徳を伝える物語がある。深沢さんは神韻の公演を観て、「利己的じゃなくて、利他的にならないといけない」と感じたという。

世の中に利己的な部分がありふれていると深沢さんは憂う。「利己的じゃなくて、利他的にならないといけない。他人のために何かしなくちゃいけないっていう気持ちを持つことで、全世界が平和になっていく」と感慨深く語り、神韻の公演で表されている美徳に共感を示した。

19日、資産管理会社役員の馬渕麗子さんとご主人は東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で神韻の公演を鑑賞した(徐正/大紀元)

資産管理会社役員の馬渕麗子さんは、夫婦で神韻の公演を鑑賞し、「素晴らしい、美しい」「レベルが高い」と絶賛。舞踊とオーケストラの組み合わせについても「いいですね」と、演出の妙を讃えた。

ご主人も「すごく良かった。踊りの質が良いですね。レベルがすごい」と、卓越した舞踊を讃えた。

神韻の演目では、「仁義礼智信」や忠義、孝行、勤勉、道などの古来の美徳や価値観が散りばめられており、現代の世で忘れ去られたこうした美徳を、舞踊や歌声を通して今の世に伝えている。

それに対し、ご主人は「価値観あるね。すごくいい」と述べ、馬淵麗子さんも神韻芸術団に「頑張って!」とエールを送っていた。

武当山で武芸に励む青年たち(神韻芸術団提供)

神韻2025日本公演のチケットはホットライン(0120-91-8487、午前10時〜午後5時)のほか、公式ホームページからも購入することができる。

 

大紀元は神韻芸術団の後援として、2006年の芸術団創設以来、観客の声を伝えています。