セブン-イレブン・ジャパンは、米価格の高騰を受けて、おにぎりと弁当の一部商品の価格を引き上げると発表した。この値上げは、おにぎりについては2025年1月27日から、弁当については2月10日から順次実施される。
値上げの対象となるのは37品目で、おにぎりは最大28円、弁当は最大60円の値上げとなる。具体的には、人気商品の「塩むすび」が116円から138円に、「手巻おにぎり 北海道産昆布」が138円から162円に値上げされる。弁当では、「五目チャーハン」が348円から378円に、「若鶏のジューシー唐揚げ弁当」が572円から626円に価格が改定される。
一方で、「手巻おにぎり ツナマヨネーズ」や「牛めし」など、一部の商品については価格据え置きとなっている。
この値上げの背景には、業者間でのコメの取引価格が先月過去最高を記録するなど、米価格の高騰が続いていることがある。セブン-イレブン・ジャパンは、原材料価格の変動により、今後も価格や規格の見直しを行う可能性があるとしている。
この値上げにより、手頃な価格が特徴だったコンビニのおにぎりの価格帯が変わることになり、消費者の購買行動にも影響を与える可能性がある。コメ価格の高騰が続く中、他のコンビニチェーンや小売業者も同様の対応を迫られる可能性があり、今後の動向が注目される。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。