岩屋毅外務大臣は、1月21日午後4時30分(日本時間22日午前6時30分)から約15分間、ワシントンD.C.でマイク・ウォルツ米国国家安全保障担当大統領補佐官と会談を行った。この会談は、トランプ新政権との関係構築を図る重要な機会となった。
会談では、両者が日米同盟を新たな高みに引き上げ、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて協力していくことで一致した。岩屋大臣は、日米同盟の抑止力と対処力を一層強化する必要性を強調し、ウォルツ補佐官もこれに同意した。
地域の安全保障に関しては、日米豪印、日米韓、日米比といった同志国との連携強化の重要性が確認された。また、北朝鮮の核・ミサイル問題や中国に関する課題についても意見交換が行われた。特に、岩屋大臣は北朝鮮による拉致問題の即時解決を求め、ウォルツ補佐官から全面的な支持を得たことが注目される。
経済面では、日本企業による対米投資の重要性や、経済安全保障を含む日米経済関係の重要性が再確認された。この会談は、トランプ政権2期目における日米関係の方向性を示す重要な一歩となった。
新政権発足直後にこのような高級レベルの会談が行われたことで、日米関係のさらなる強化が期待される。
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