中国共産党がニューヨーク・タイムズを使って法輪功を中傷することは成功しない=台湾弁護士 

2025/01/23
更新: 2025/01/23

アメリカの主要新聞である「ニューヨーク・タイムズ」は、神韻芸術団法輪功、さらには法輪功の創始者を誹謗する報道記事をいくつか発表した。これに対して台湾の弁護士は、ニューヨーク時報の過去の報道がしばしば中国共産党(中共)を支持していることを指摘し、中国共産党が「ニューヨーク・タイムズ」を利用して法輪功を中傷しようとしても成功しないだろうと述べた。

1月8日、中共公安部の人物が大紀元に対し、中共が海外で神韻や法輪功を攻撃するのは、単なる表面的な行動ではないと明らかにした。中共が最も恐れているのは、アメリカ政府により法輪功が中国で受けた拷問や臓器摘出について正式に調査を始められることであり、それは中共の終焉を意味する。

中共は法輪功を25年以上にわたり迫害しており、世界中の法輪功学習者は様々な方法でこの迫害に反対し続けている。

時事評論家である台湾の陳怡伸弁護士は、中国共産党はニューヨーク・タイムズや自国のメディア、インターネットを利用して法輪功を中傷する戦略を取っているが、現在それが明らかになったと指摘した。

中共の内部事情に詳しいオーストラリア在住の学者、袁紅冰氏は以前、大紀元に対し、中共の習近平が第20回大会前に法輪功を攻撃する新たな戦略を決定したと指摘した。中共は世論戦と法的闘争を展開し、その矛先は法輪功の創始者に向けられている。

習近平は8日に中央規律検査委員会第4回全体会議で反腐敗を継続する意向を示した。陳弁護士は、習近平が2012年に就任して以来、反腐敗運動を開始したものの、実際には腐敗がまん延しており、中共の官界にはほとんど腐敗していない領域が存在しないと指摘した。

中共が政権を握ってから70年以上の間に、三反運動、五反運動、反革命鎮圧、土地改革、大躍進、文化大革命、六四事件、法輪功に対する弾圧など、数十回にわたる政治運動が引き起こされ、少なくとも6千万人の中国人が異常死を遂げたとされている。

陳氏はメディアが事実を報道する重要性を強調している。彼は、法輪功の修煉者たちが迫害に反対して大紀元や新唐人などのメディアを設立し、真実を伝え、正義を守ることを追求していると述べた。一方で、中共は「一党独裁」の独裁政権であり、法輪功の修煉者が真実を広め続けることを恐れているため、ニューヨーク・タイムズを利用して法輪功を中傷する不実な報道を行っているとした。

中共に協力するメディアは報道の専門性を失い、完全に「崩壊」するだろうと陳弁護士は強調した。アメリカはメディアの自由を尊重する環境だが、中共は国内メディアを使って法輪功を中傷し、抑圧する方法を取り、ニューヨーク・タイムズを利用してアメリカの自由社会に入り込もうとしている。

2025年の新年が始まり、神韻の8つの芸術団体と神韻オーケストラが北米、ヨーロッパ、アジアで同時に公演を開始した。このような中、ニューヨーク・タイムズは最近、神韻を攻撃する記事を連続して発表し、国内外で議論を引き起こした。

神韻を鑑賞したことがある陳弁護士は、インタビューで、「昔の古画に描かれた中国の宮廷にとても似ており、中国の伝統文化が満ちていて、印象に残った」と述べ、神韻が示す芸術の美について「これは以前は皇宮の貴族や皇帝だけが見ることができた舞踊のようで、今は神韻のおかげで私たち一般庶民も見ることができるようになった」と語った。

陳怡伸氏は、神韻が中華文化を最良の形で表現していると述べた。一方で、共産党員はマルクス・レーニン主義を中国に持ち込み、中華伝統文化を大いに破壊しようとしているため、中共がアメリカの神韻芸術団の世界巡演を破壊しようとしていることは明らかだとした。神韻の8つの芸術団は世界中で巡回公演を行い、中共の統治前の中国の伝統文化を披露している。

人々はメディアの情報の真偽をどのように見極めるべきか? 陳怡伸氏は、中共の宣伝の中には事実と合わない、あるいは逆のことが多いと指摘している。そのためニューヨーク・タイムズが中共の立場から神韻について報道する場合も逆に読むべきだと述べている。

陳怡伸氏は、早急に中共との関係を断つように勧めている。また陳氏は善悪には必ず報いがあり、人はこの世で善行を行うべきだと考えている。

鍾元