世界中で大絶賛の神韻に「涙が出てしまった」「万有引力が消えた舞」と元大学教授らが感動語る 完売の神韻八王子公演

2025/01/22
更新: 2025/01/22

21日、米NY発の中国古典舞踊の世界最高峰・神韻芸術団は、東京にあるJ:COMホール八王子で公演を行った。この日の公演も、舞踊と音楽による純善純美の舞台芸術が満員の観客に感動を届け、悠久の美を観客に届けた。

現在、神韻は8つの同規模の芸術団を擁している。アメリカやヨーロッパをはじめ世界各国で同時に巡回公演を行ない、一大センセーションを起こしており、全世界で賞賛する声が相次いでいる。

アメリカの著名なブロードウェイ評論家リチャード・コネマ氏は、「これまで4千以上の舞台を評価してきましたが、今夜観た舞台に匹敵するものはありません」と評した。アカデミー賞受賞女優のケイト・ブランシェット氏は、「息を呑む美しさ。私たちと子供たちにとって素晴らしい体験でした」と絶賛。

アカデミー賞受賞映画『アバター』美術監督のロバート・ストームバーグ氏も、「独創的で……圧倒的に美しい!  あまりにも感動的。次作アバターのアイデアをもらった気がします」と高く評した。

神韻アーティストが舞踊を披露(神韻芸術団提供)
神韻公演の舞踊劇。イメージ画像(神韻芸術団提供)

「万有引力が消えた舞」元大学教授が舞踊の妙を讃える

21日、心理学者、評論家で、元大学教授の富田隆さんは東京にあるJ:COMホール八王子で神韻の公演を鑑賞した(藤野偉/大紀元)
21日、富田隆さんの奥さんは東京にあるJ:COMホール八王子で神韻の公演を鑑賞した(藤野偉/大紀元)

心理学者、評論家で、元大学教授の富田隆さんは神韻の公演を鑑賞して、「素晴らしいですね」と絶賛。卓越した舞踊について「本当に、万有引力が消えているような踊り」と表現した。

富田さんの奥さんも、「感動が大きくて、思わず今もちょっと思い出して、涙が出てしまったんですけど、本当に皆さんの日頃の努力の成果っていうのが、本当に綺麗に舞台に反映されていて、とてもよかったです」

神韻アーティストが舞踊を披露(神韻芸術団提供)

神韻の公演は、古典舞踊のほか、舞踊劇、中国楽器の独奏、声楽家による独唱など20の演目からなる。

二胡による独奏についても、「二胡は本当に素晴らしくて、本当にハイテクニック」「心のエモーショナルな部分が、ものすごくうまく表現されていて、とても感動しました」と称賛した。

テノール歌手の独唱についても「あの歌手の歌を聴いていたら、もう涙が出てきて、とてもよかったです」と絶賛。神韻の声楽家は、高難易度なベルカント唱法を会得している。

神韻のオリジナル歌曲は、人の善性を呼び起こす清高なメッセージを伝えている。「歌のエモーショナルな部分は、やはり自分の意思を強く持って、それをみんなに伝えていきたいという、そういう思いが溢れていて、すごくよかったです」と語った。

神韻の声楽家(神韻芸術団提供)

神韻芸術団は、中国共産党が執政する前の中国の伝統文化を世界中の観客に披露している。神韻の演目では、「仁義礼智信」や忠義、孝行、道などの古来の美徳や価値観が散りばめられており、現代の世で忘れ去られたこうした美徳を、舞踊を通して、歌声を通して今の世に伝えている。

富田さんは、「大事ですね。モラルもそうだし、人間がどう生きるかということね、考えるきっかけが伝統文化だと思うんですよ」と語り、現代における伝統文化の重要性を強調。そのうえで、「こういう芸術を通して伝統文化を感じるっていうのも、とても大事なことだと思います」と述べた。

最後に、「自分たちが本当にやりたいパフォーマンスを実現していきたいという思いが伝わってきて、とてもよかったです。これからも頑張っていただきたいと思います」と神韻芸術団にエールを送った。

古典芸術のきらめきに「華やかだし、すごく見ごたえある」と感動の声

21日、新体操のコーチである下野理香さんと主婦の杉山洋子さんは東京にあるJ:COMホール八王子で神韻の公演を鑑賞した(任子慧/大紀元)

新体操のコーチである下野理香さんと主婦の杉山洋子さんは、神韻の公演を鑑賞した感想として「すごいしなやかで、すごい動きが綺麗で、あとはお衣装がとても素敵で、やっぱり衣装がすごい関係するなというか、華やかだし、すごく見ごたえがありました」と感動を語った。

2023年神韻公演の演目「楊貴妃」のシーン(神韻芸術団提供)
『西遊記』(神韻芸術団提供)

神韻の演目では、唐代の宮廷淑女の舞、『三国志』や『水滸伝』に登場する武人、『西遊記』などの神話や伝説などを題材としている。下野さんは、「孫悟空とか、七夕の話とかも国によって解釈が違うから、そういうのも勉強になった」と語った。

21日、舞踊家の中野妙香さんは東京にあるJ:COMホール八王子で神韻の公演を鑑賞した(王聞良/大紀元)

「すごいね。本当に技術に感動しました」

舞踊家の中野妙香さんは、神韻の公演についてこう語り、さらに「ただ素晴らしかった。手のこなしだったり、足のさばきだったり、手先から足の先まで行き届いた美しさが素晴らしかったと思います」と舞踊の精巧さを讃えた。

中野さんは、卓越した舞踊から神韻ダンサーの努力を感じ取ったという。「本当に皆さんがどれほど訓練をされているのかというのを垣間見させていただきました。私も精進したいと思います」と語った。

神韻アーティストが舞踊を披露(神韻芸術団提供)

神韻の公演は、古典舞踊や舞踊劇、オリジナル歌曲の独唱、中国楽器の独奏など、約20の演目から構成される。

公演では、舞踊の伴奏としてオーケストラが生で演奏する。精巧かつ色彩豊かな舞踊と妙なる音楽は、観客の心の琴線に触れる。「全てにおいて素晴らしかった。音色も本当に素晴らしかったです」

中国古典舞踊と最新のテクノロジーを組み合わせた「視覚の饗宴」は観客の心を震わし、東西の楽器が融合したオーケストラが奏でる妙音は舞踊を引き立てる。米紙「シャーロット・オブザーバー」は、「色彩と音の祭典……中国の古典文化が最高の形で満開」と高く評している。

また中野さんは、神韻ダンサーが身にまとう衣装についても「中国の伝統というのを、初めて見させていただいた感じですけど、どれも配色が良くて美しかったです」と振り返った。

「世界的に誇れる芸術」と一級建築士が称賛

21日、一級建築士の北原豊さんは東京にあるJ:COMホール八王子で神韻の公演を鑑賞した(藤野偉/大紀元)

一級建築士の北原豊さんは、「今日の公演はすごく世界的に見ても素晴らしい公演だと思い感激しています」と感動を口にした。

「やっぱり目を見張るものがあります。やっぱり世界的に誇れる芸術だよね。感動しています」

舞踊レベルの高さについて「ジャンプ力と女性も綺麗に回転して、すごいジャンプもしてるし、スピンもまとまって綺麗だ」と述べ、また注目していた神韻ダンサーの表情については「やっぱりみんな笑顔も絶やさずに踊ってるじゃないですか。古典の中国舞踊は素晴らしいプログラムだと思っています」と語った。

昨シーズンには24か国の200近い都市をめぐり、数々の世界トップレベルの劇場で満員の大盛況を記録した。毎年、著名人や政治家、芸術家など各界で大きな反響を呼んでいる。しかし、中国本土で上演することはできない。

それに対し、北原さんは「もったいないよね。中国の古典芸術は素晴らしい芸術でしょ。やっぱり中国で認めなきゃおかしい」と語った。

21日、華道家の板倉翠峰さんと板倉さんの奥さんは東京にあるJ:COMホール八王子で神韻の公演を鑑賞した(徐正/大紀元)

華道家の板倉翠峰さんは、夫婦で神韻の公演を鑑賞し、「みんな、運動能力が高い」「足をみんな全員ピッと上げていたのがすごいなと思いました」と神韻ダンサーの身体能力を讃え、特に女性ダンサーの水袖を使った舞踊を絶賛した。

「一つ一つが難しそうだなと思って、それでもあれだけ綺麗できるのがすごいなと思いました」

神韻アーティストが舞踊を披露(神韻芸術団提供)

舞台後方に映し出されるデジタル背景幕については、「すごい綺麗に、不自然じゃない」と演出の精巧さを讃えた。

神韻2025日本公演のチケットはホットライン(0120-91-8487、午前10時〜午後5時)のほか、公式ホームページからも購入することができる。

 

大紀元は神韻芸術団の後援として、2006年の芸術団創設以来、観客の声を伝えています。