純善純美の舞台に「神技で素晴らしい」「心洗われた」…著名人や社長らが感無量 神韻八王子公演に万雷の拍手

2025/01/24
更新: 2025/01/24

22日、米NY発の中国古典舞踊の世界最高峰・神韻芸術団は、東京にあるJ:COMホール八王子で公演を行った。この日も、舞踊と音楽による純然純美の舞台芸術が満員の観客に感動を届け、フィナーレの団員紹介では劇場は万雷の拍手に包まれた。

2006年に設立された神韻は今や8つの同規模の芸術団を持つに至り、それぞれ専属のオーケストラを擁している。2025年の世界巡回ツアーでも神韻芸術団は5大陸の200以上の都市を訪れ、共産主義以前の中国の伝統的な美しさを世界中の観客に届ける予定だ。毎年一新した演目を披露している。

神韻2025日本公演のチケットはホットライン(0120-91-8487、午前10時〜午後5時)のほか、公式ホームページからも購入することができる。

著名なマナー講師が「全く乱れのない踊りに圧倒されてすごく感動」と感嘆

22日、著名なマナー講師の西出博子さんは東京にあるJ:COMホール八王子で神韻の公演を鑑賞した(李默/大紀元)

著名なマナー講師の西出博子さんは、「やはりもうコマーシャルでもあった通り、もう全てが一体化してて、やっぱり素晴らしいですね」と絶賛。

神韻の公演を観に行こうと思ったきっかけについて、「皆さんの練習中の風景で、あんなに日々努力して精進している。この本番に向けて一人一人の気持ちとかが素晴らしい、もう絶対見に行きたいって思い、ようやく3年で叶いました」と語った。

神韻公演の演出について、「やっぱり優雅さも当然ありますし、衣装と踊りの一体化、融合がやっぱり素晴らしいですね」と称賛した。

西出さんは、舞踊からダンサーの内面、優しさを感じたという。「まさにすごい男性の優しさ、ジェントルマンの男性の踊りからすごく感じました」

神韻アーティストが舞踊を披露(神韻芸術団提供) 
神韻アーティストが舞踊を披露(神韻芸術団提供)

神韻の演目は、古典舞踊、舞踊劇、中国楽器による独奏、声楽家による独唱など20の演目からなる。

神韻芸術団が特許を取得しているデジタル背景幕は、舞台を無限に拡張し、ダンサーのパフォーマンスと絶妙に一体となっている。西出さんは「あれどうなっているんですかというくらい素晴らしくて、びっくりしました」「あの一体化がすごいですよね。もう一ミリたりとも不自然に思わない」と演出の妙に感動を語った。

「来てよかったなとまずは思いました。やっぱり映像も一緒にこの奥行き感と、あと一人一人の踊りの人たちの表情から表現力がものすごくて、圧倒されましたし、男性の踊りであったり女性の踊りの人たちも、本当それぞれ一人一人やっぱり素晴らしい体幹で、全く乱れのない踊りに圧倒されてすごく感動しています」

オーケストラピットでは神韻交響楽団が舞台演出に合わせ、ダイナミックかつ繊細な音色を奏でる。繊細な音色を紡ぎ出す中国古典楽器と壮麗な西洋の交響楽の融合が神韻の音楽の特徴だ。

神韻公演では、専属の交響楽団による生演奏を楽しむことができる。写真はフランス・ルーベ公演の様子(呉青松/大紀元)

西出さんは、「音楽もすごくやっぱり一人一人の演奏力が高いんだなという感じが感じられて、やっぱりいい曲もいいし、その踊りとその映像と音楽が全く綺麗にハーモニーがあって、それが増幅された感じで、ものすごく胸を打たれました」と感動を口にした。

最も印象に残った演目について聞かれると、二胡の演奏とテノール歌手の独唱を挙げた。「全て一つ一つすごく印象に残りましたけど、特に圧倒されたのは二胡の音楽。こんな間近で聴く機会がなかったので、二胡を演奏された人の音楽の美しさと音楽にちょっと魅了され、すごくそこに引き込まれた」「テノールの方の音量と素晴らしさにも感動しました」と語った。

テノール歌手が歌い上げる歌詞について、「非常に言葉というか、一つ一つの言葉にすごくメッセージ性もあるし、そのメッセージ性というのはすごく自分自身にも当てはまって、ちょっと心が洗われる部分があった。またもう一度そこを自分を見つめ直して、新たに今日からからもう一回自分の人生も含めて、振り返ってしっかりとしないといけないなというふうに思いました」と語った。

親子三人で鑑賞 「全ての動きが美しくて、本当に感動」

22日、日本の有名な建設会社で受賞歴のあるエンジニアの植村勇仁さんは東京にあるJ:COMホール八王子で神韻の公演を鑑賞した(王聞良/大紀元)

「訓練の成果が見てとれる。本当に素晴らしい演劇だと思います」と、日本の有名な建設会社で受賞歴のあるエンジニアの植村勇仁さんは語り、「素晴らしいですね。全体のその構成といい、やっぱりこの華やかさといい、あとはその技術ですね。ものすごく高い技術で、相当修煉されている」と、全体の演出と技術について讃えた。

最初の演目について、「きらびやかな雰囲気、色合いと、並び方。それでハッとさせられたっていうのが一番大きかったですね」と語った。

最初の演目では、銅鑼が鳴り、幕が上がった後、荘厳で美麗な天上の世界が観客の目の前に現れる。その壮麗な光景を見て、涙を流す観客も多い。

神韻公演のワンシーン(Shen Yun提供)

中国楽器・二胡の独奏についても、「音がすごく、しかも2本の弦しかないっていうところから、あれだけの音を出せるというのはやっぱり素晴らしいなと思いました」と述べた。

最後に、「やっぱりこれ一度見るべきものだし、普通のパフォーマンスアーツとはちょっと違う感じで、もうレベルの高いものだと感じましたね」と締めくくった。

22日、イベント会社の社長である楢原健雄さんは東京にあるJ:COMホール八王子で神韻の公演を鑑賞した(徐正/大紀元)

イベント会社の社長である楢原健雄さんは、家族で神韻の公演を鑑賞し、「本当に迫力がある」と絶賛した。初めて中国古典舞踊を鑑賞したという。

楢原さんの奥さんは「そこが日本の舞台とかもよく見に来るんですけど、映像と劇が、すごくミックスして、面白く楽しませてくれるところが、なんかちょっと新しいなと思いました。日本には、もっともっと、そういう舞台がないので」

記者から好きな演目について聞かれると、「全て良かった」「全ての動きが美しくて、本当に感動した」と語ったうえで、特に『西遊記』を題材とした演目が気に入ったという。

神韻オリジナルの独唱曲の演目では、人の善性を呼び醒す清高なメッセージが歌われる。「歌手にもすごく感動しました。心にはいりましたね」と述べ、歌詞に共感したという。

最後に、楢原さんは「次、もう一回目の前で見たいなと思いました」と語った。

「神技で素晴らしい」と翻訳者が讃える

22日、翻訳者の中村桂子さんは東京にあるJ:COMホール八王子で神韻の公演を鑑賞した(牛彬/大紀元)

翻訳者の中村桂子さんは、「神技で素晴らしかったですね。こういう公演を鑑賞できて、来てよかった」と語った。中村さんは、今日八王子まで長野県から来たという。

「ずっと見て、もう目を離せなかったくらいだったけど、よかったです。感動しました」「目の前の景色もすごい綺麗だし、神業みたいなものが見られてよかったなと思います」と感銘を受けていた。

またデジタル背景幕とダンサーのシンクロについても驚いていた。「最新の後ろの画面と踊っている人の動作が一致したというのが、マッチングっていうのかな。最新の技術ですごいびっくりした。猪八戒と孫悟空が中に入って一緒に飛んで行った。こういうのはどうやってやったんだろう」

神韻アーティストが舞踊を披露(神韻芸術団提供) 
神韻アーティストが舞踊を披露(神韻芸術団提供)  

神韻の公演では、演舞の伴奏として、西洋楽器と東洋楽器を融合したオーケストラがオリジナル曲を演奏する。公演の大きな見どころの一つだ。「オーケストラもよかったですね。二胡の演奏も綺麗な音がすごい伝わってきた。もっと聴きたかった」

「今日はすごく気持ちよかった。名古屋から来る価値あるなと思って。生で聴きながらというのは贅沢ですね」中村さんはまた来年見たいと語った。

最後の演目では、危機の時代における神仏の救済が描かれる。「やっぱり、正義があるという感じだなと思います。私たちは守られてるな、ちゃんと神様はちゃんと皆さんを見守ってる、見てますっていう雰囲気が伝わってきた」と感慨深く語った。

「衝撃と感動受けた」「日々の努力の賜物」…絶賛の声続々と

22日、大学付属高校で書道を教える宮部真澄さんと宮部さんのご主人は東京にあるJ:COMホール八王子で神韻の公演を鑑賞した(牛彬/大紀元)

大学付属高校で書道を教える宮部真澄さんと宮部さんのご主人は、「すごく生の演奏と、生の舞踊にすごいびっくりして、すごく感動と衝撃を受けました」と公演を称賛した。

「とても感動しました。初めて神韻の舞台を見たんですけれども、舞台の世界観に魅了されて、とても素晴らしかったです。オーケストラの方々の演奏もすごく舞台に合っていて、感動しました」

「そうですね、まず全体のパフォーマンス、あと舞台の構成、すべてが素晴らしく音楽から、トータル的に素晴らしかったと思います」

宮部真澄さんは、「今日は、私たちが高校で書道をしながら、書道パフォーマンスというものを練習しているんです。勉強になるかと思って、今日、見に来たんですが、もうそれ以上の感動があって、本当に生徒たちに伝えられるような素晴らしいステージを拝見させていただいて、とても良かったです」と語った。

舞踊劇についても、「中国の古典の世界観と相まって、アクロバットみたいなすごい技術が組み込まれていて、その世界観に本当に感動しました」「とても華やかで、シーンに合った衣装、戦うシーンはちゃんと演出されていて、その辺もすごく分かりやすく、とても感情移入ができました」と高評した。

神韻の舞台は唐代宮廷の宮女の優雅な舞踊、三国志の武将の武勇、そして後世に受け継がれる老荘思想の知恵などを、色彩溢れる舞踊と妙なる音楽を通して目にすることができる。

神韻アーティストが舞踊を披露(神韻芸術団提供) 

宮部真澄さんは「純善純美」の神韻の舞台からエネルギーを感じられたという。「神様が出て来られるシーンが、なんとなく心から洗われるようなシーンがとてもいっぱいあったので、見に来てよかったです」と感激していた。

ご主人は、「本当に体の柔軟性がすごいなというのは、確かに一番感じたところですね。よく体操なんかも見ているようですけど、この舞台の上であんなに飛び跳ねられるのがすごいなと思いました」「日々の努力の賜物だと思います」と神韻ダンサーの努力を讃えた。

22日、大学准教授の増田浩通さんは東京にあるJ:COMホール八王子で神韻の公演を鑑賞した(張穎/大紀元)

この日の公演で神韻を鑑賞するのは3回目だという、大学准教授の増田浩通さんは、「毎年ダイナミックで軽やかで、衣装が光スポットライトに反射するようにきれいに作られていると思います」と称賛した。

卓越した舞踊についても、「非常に軽やかな感じで、衣装がきれいですね」と語り、印象に残った演目として金色の孔雀をモチーフにした舞踊を挙げ、華やかな雰囲気を感じたという。

また、デジタル背景幕についても「綺麗でしたね」と称賛していた。

 

大紀元は神韻芸術団の後援として、2006年の芸術団創設以来、観客の声を伝えています。