「古典的な美が素晴らしい」…芸術家から官僚まで各界から絶賛の声相次ぐ 神韻渋谷公演

2025/01/26
更新: 2025/01/27

25日、日本を巡回中の神韻芸術団は東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で昼夜2公演を行った。この日も、世界最高峰を誇る中国古典舞踊と音楽の舞台に、劇場は万雷の拍手に包まれた。

巧みな舞踊に色鮮やかな衣装、雄壮な音楽、そして豪華な3Dダイナミックバックスクリーンで、毎年一新された演目を披露。現在、神韻は8つの同規模の芸術団を擁し、アメリカやヨーロッパをはじめ世界各国で同時に巡回公演を行ない、一大センセーションを起こしている。

共産主義以前の中国の伝統的な美しさを伝える神韻に、各国の著名人や政治家、芸術家などから絶賛の声が相次ぎ上がっている。

「非常に素晴らしいし、美しい」「古典的な美しさ」

25日、環境総合コンサルタント会社で技術顧問を務める岩村栄世さんは東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で神韻の公演を鑑賞した(藤野偉/大紀元)

「久しぶりにいいものを見たなと。やっぱりよく訓練されているし、美しい」

環境総合コンサルタント会社で技術顧問を務める岩村栄世さんは、神韻の公演を鑑賞してこう絶賛。さらに、「非常に素晴らしかったし、美しい」「非常によかったです。感動、やっぱり綺麗ですよね」と称賛した。

舞踊のレベルについて、「やはり、体の柔らかさ、飛躍、跳躍ですね、かなり訓練しないとできないんじゃないですかね。才能のある人がすごく練習、鍛錬をしていると思います」と語った。

神韻アーティストが舞踊を披露(神韻芸術団提供)

神韻の演目は、古典舞踊や舞踊劇、中国楽器の独奏、声楽家の独唱など20の演目からなり、悠久の中国伝統文化を旅するような、至高の芸術体験を届ける。

唐代宮廷の宮女の優雅な舞踊、三国志の武将の武勇、そして後世に受け継がれる老荘思想の知恵などを、色彩溢れる舞踊と妙なる音楽を通して目にすることができる。

2023年神韻公演の演目「楊貴妃」のシーン(神韻芸術団提供)

また、岩村さんは、「やっぱり、日本でも知られている西遊記とか、李白とか、いろいろ我々の習った歴史が表現されていて、非常に興味深かった。日本人が見ても理解できたというか、なじみのある話題でしたね。よく分かりました」と語った。

25日、書道家の土井煌舟さんとご家族は東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で神韻の公演を鑑賞した(任子慧/大紀元)

書道家の土井煌舟さんは、ご家族で神韻の公演を鑑賞。「バレエともまたちょっと違って、すごく古典的な美しさっていうのがやっぱり素晴らしいです」と絶賛した。

神韻オリジナルの独唱曲の演目では、人の善性を呼び醒す清高なメッセージが歌われる。神韻の声楽家が歌いあげる歌詞の内容についても、土井さんは「すごく感動した」と語った。

神韻の声楽家は、高難易度なベルカント唱法を会得している(神韻芸術団提供)

二胡による演奏についても、土井煌舟さんは「二胡すごかった」「なんであんなに音色が変わるの、すごかったよね」と述べ、続けて子供たちも「すごい綺麗」と称賛していた。

神韻芸術団は舞踊と音楽を通して、無神論と闘争の哲学を標榜する共産主義政権下で失われかけている伝統文化を復興させることを使命としている。

伝統文化の重要性についても、「子供に見せたい。日本の子供にはそれが足りないと思います」と述べ、ご主人も「昔ながらの伝統を大切にして欲しいなって気持ちがありますね」と語った。

「共産党支配以前の純粋な状態」元社長らが称賛

25日、大手企業の元社長で、経営コンサルタントなども務める、実業家谷田大輔さんは東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で神韻の公演を鑑賞した(李默/大紀元)

大手企業の元社長で、経営コンサルタント、実業家の谷田大輔さんは、「素晴らしい。あのようなものはなかなか見たことない」と神韻の公演を称賛した。

「足の開き方なんて半端ではない」「グルグル回って手をつきながら回ってるとか。初めて見ました。素晴らしいです」と神韻ダンサーの身体能力と舞踊レベルについて讃えた。

神韻アーティストが舞踊を披露(神韻芸術団提供)

公演では、神韻交響楽団が舞台演出に合わせ、ダイナミックかつ繊細な音色を奏でる。繊細な音色を紡ぎ出す中国古典楽器と壮麗な西洋の交響楽の融合が神韻の音楽の特徴だ。

そのことについて、谷田さんは新しいものを生み出そうとしていると感心していた。

25日、公益財団法人の理事長を務める瓜生佳久さんと瓜生美由紀さんは東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で神韻の公演を鑑賞した(徐正/大紀元)

公益財団法人の理事長を務める瓜生佳久さんと瓜生美由紀さんは、神韻の公演について「良かったよ」「共産党支配にされる前の時代だから、まだ純粋な状態だ」と語った。

「体質が柔らかい。柔軟性がすごい」「体操の選手ならオリンピックに出れるのでは?」と、舞踊における高度な身体能力に対する驚きを語った。

神韻で見られる高度な跳躍や回転技は体操競技や雑技に由来するのではなく、それらの技巧はそもそも中国伝統舞踊に起源を持ち、後に体操競技や雑技に取り入れられていった。

デジタル背景幕の精巧さについても、「驚いたね」と語り、本当の人間とCGの中の人物が密接にちょうど合っていた」と褒めたたえた。

ステージ後方に鮮やかな光景を映し出すデジタル背景幕とダンサーが一体化する演出は、大きな見所の1つだ。

古き良き時代に「いつか戻ってほしい」文科省関係者

25日、文科省関係者の兒玉幸三さんは東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で神韻の公演を鑑賞した(牛彬/大紀元)

文科省関係者の兒玉幸三さんは、東西の楽器を交えたオーケストラについても、「もともとは中国の音楽が好きで、いろんな西洋の楽器も入っていて、新鮮だったですね」と語った。

テノール歌手については、「声はものすごく響きました」と述べ、歌詞の内容についても「非常に率直に伝わってきました」と語った。

神韻が共産主義以前の伝統文化の復興を使命としていることについて、「中国の昔の良心、大事にされてるというのも良いことです。いつか、いつか戻ってほしいと思います」と感慨深く語った。

神韻アーティストが舞踊を披露。(神韻芸術団提供)

舞踊劇の演目では、古来の美徳を伝える寓話的な物語から、「真・善・忍」を指針とする法輪功学習者のような善良で無辜な人々が共産党政権の迫害に遭いながらも信念を貫く現状を描いた現代劇まで、歴史絵巻のような世界が展開される。

兒玉さんは「真・善・忍」について「大事だと思う」と共感を示した。

25日、結び文化研究所の所長である小暮幹雄さんは東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で神韻の公演を鑑賞した(藤野偉/大紀元)

結び文化研究所の所長である小暮幹雄さんも、「初めて見ましたが、素晴らしいのでびっくりしました」と称賛していた。

印象に残った演目について、「孫悟空が面白かった。猪八戒のストーリーを大変楽しませていただきました」と語った。

舞踊のレベルについても「やっぱりすごいですね。皆さんの手の動きが揃っているので、びっくりしました。美しいです」と讃えた。

神韻アーティストが舞踊を披露(神韻芸術団提供)

2006年に設立された神韻は今や8つの同規模の芸術団を持つに至り、それぞれ専属のオーケストラを擁している。毎年、アメリカやヨーロッパをはじめ世界各国で同時に巡回公演を行ない、芸術や芸能界、政界、経済界、学術界など各界の観客から絶賛する声が相次いでいる。

 

大紀元は神韻芸術団の後援として、2006年の芸術団創設以来、観客の声を伝えています。