神韻へのいざない China Before Communism

神韻東京公演 鳴りやまぬ拍手 観客「心を打つ舞台」「年に一度の風物」と感無量

2025/01/28
更新: 2025/01/29

27日、日本を巡回公演中の神韻芸術団は、東京都の文京シビックホールで公演を披露した。

米ニューヨーク発、古典舞踊と音楽の舞台芸術を通して失われた中国伝統文化の復興を掲げる神韻芸術団。神韻の悠久なる歴史絵巻の世界を客席全体で旅するような一体感が劇場を包みこんだ。舞踊の技が決まるたびに歓声や拍手が沸き起こり、劇場は熱気に包まれた。

27日、神韻芸術団は東京都の文京シビックホールで公演を披露(大紀元)

毎シーズンの世界巡回ツアーで神韻芸術団は5大陸の200以上の都市を訪れ、共産主義以前の中国の伝統的な美しさを世界中の観客に届けている。リンカーンセンターやオペラハウスなど世界の名だたる劇場で伝統的な美徳と叡智を披露し、世界各国で一大センセーションを起こしている。

「美しい…軽やかにこなす伝統文化の表現」ー米紙シカゴ・トリビューン

「心を奪われました…これまで美しい振付は生まれて初めて見ました。ぜひ観てほしいショーです」ー英国人気ダンス番組『ストリクトリー・カム・ダンシング』のヘッド審査員シャーリー・バラス氏

「本当に感動しました。本当に奇跡だと思います」ーマイケル・フリン元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)

ロータリークラブ地域リーダーが神韻の美を語る「心を打つもの」

27日、ロータリークラブの地域リーダーで、清掃会社で管理職を務める小阪裕史さんは東京都の文京シビックホールで神韻の公演を鑑賞した(藤野偉/大紀元)

「本当にいい時間をいただいているなと思います」

ロータリークラブの地域リーダーで、清掃会社で管理職を務める小阪裕史さんは、「素晴らしいの一言です。精神世界を舞踊で表現するのはなかなか難しいと思うんですけど、やっぱり見ていて心を打つものがありました」と感動を語った。

共産主義以前の中国の伝統文化を表現している神韻。「仁義礼智信」や忠義、孝行、道などの古来の美徳や価値観が散りばめられており、現代の世で忘れ去られたこうした美徳を、舞踊や歌声を通して今の世に伝えている。

神韻アーティストが舞踊を披露(神韻芸術団提供)
神韻ダンサーが舞踊を披露(神韻芸術団提供)

卓越した舞踊とオーケストラ、煌びやかデジタル背景幕の組み合わせについて、「タイミングがすべてバッチリ合っていたので、よほど訓練をしたんだなというのがしみじみ伝わってきました。表現力が増していて、より一層引き込まれる楽しみを感じました」と絶賛した。

小阪さんは公演を鑑賞して、ダンサーの内面も垣間見えたという。「もう軸を持っていますね。人生のブレないものを各自が持つべきだと思います。人間はそもそも、そういった内面的な精神世界を持たないと、やっぱりブレてしまうと私は思います。そういったところをやっぱりダンスで表現しているというのは、非常に素晴らしいと思います」と讃えた。

27日、六本木二三子さん(左)と笠原直人さん(右)は東京都の文京シビックホールで神韻の公演を鑑賞した(徐正/大紀元)

薬草や自然由来の成分を利用した製品の研究開発を行う会社の代表を務める六本木二三子さんは、「想像したのと違って、CMで見たよりも感動的でした」と神韻の演出に感銘を受けていた。

富岡八幡宮神輿総代連合会のメンバーである笠原直人さんも「登場人物と画面の中との折り合いがすごい。ああいう演出は初めてです」と称賛した。六本木さんも、「新しい!すごく印象に残った」と感動していた。

デジタル背景幕には、異なる王朝の宮廷や山水、天国世界などの光景が映し出される。舞台上のダンサーと背景幕に映る人物が行き来するような演出もあり、この技術は神韻芸術団が特許を取得している。

記者から好きな演目を聞かれると、六本木さんは「一つ一つ良かった」と答え、笠原さんは「猪八戒かな」と回答。

演目では、『西遊記』や『三国志』の物語、皇帝に仕える臣下や唐代の宮廷淑女の振る舞い、「道」を探求する修煉者の物語などをテーマとしている。

 最後に、六本木さんは周りの人に勧めたいと述べた。

「毎年来ている」「大変いい」大手企業幹部が絶賛

27日、大手企業で重職を務める野口富士夫さんは東京都の文京シビックホールで神韻の公演を鑑賞した(徐正/大紀元)

大手企業で重職を務める野口富士夫さんは、「古典劇もいいし、それからアクロバティックな跳躍とかバク転とか、いろんなことが楽しめて、さらには中国のいろんな地域の時代を隔てた景色が見れて、大変いいですよね」と絶賛した。野口さんは、毎年神韻の公演を一番前の席で観ているという。

神韻公演の良さについて「一回見れば、いろんなことが全てわかり、非常にお得な劇だと思っています」と語り、「年に一度の冬の風物ですね」と表現した。

神韻ダンサーが舞踊を披露(神韻芸術団提供)

「純善純美」をテーマに古来の美徳を伝える神韻の舞台から、ポジティブなエネルギーを感じたとの観客の声がよく聞かれる。記者から舞台からエネルギーを感じたかと聞かれると、野口さんは「もちろんです。そのために、ここで毎年見ているわけですから」と答えた。

テノール歌手についても、「体を楽器にして、響かせながら歌っている。また、それに伴奏したピアノも素晴らしかったです」と称賛していた。

神韻の声楽家は、高難易度なベルカント唱法を会得し、清高なメッセージを歌い上げる。

27日、樹脂加工メーカーで重職を務める小和田収さんは東京都の文京シビックホールで神韻の公演を鑑賞した(藤野偉/大紀元)

樹脂加工メーカーで重職を務める小和田収さんは、「素晴らしい、素敵な踊りを見せていただきました。リラックスしていました」と語った。

公演を鑑賞する前、神韻ダンサーの練習風景を動画で見たという小和田さん。努力の結晶としての「素敵なダンスとリズムに感動しました」と語った。

舞踊のレベルについて聞かれると、「もう素晴らしい。見たことないですね。国によっていろいろ違うダンスがありますが、これはもう本当にかなり練習している。素敵です。ただアクロバット的なものではなく、優雅に踊っていて、もうすごい素晴らしい作品だと思います」と感想を語った。

「しなやかな踊り、あれはもうなかなか見れないと思いますね。ぜひ見ていない人は見ていただければと思います」

神韻ダンサーが舞踊を披露(神韻芸術団提供)

神韻芸術団は、中国共産党執政以前の中国の伝統文化を復興することを使命としており、世界中の観客に披露している。

そのことについて、「ぜひ応援したい。なかなか中国でできないというのは残念ですが、いろんな国で広めていただければと思います」と語った。

神韻2025日本公演のチケットはホットライン(0120-91-8487、午前10時〜午後5時)のほか、公式ホームページからも購入することができる。

大紀元は神韻芸術団の後援として、2006年の芸術団創設以来、観客の声を伝えています。