日本人と同様、中国でも古くから、旧正月初日に寺院を訪れ線香を立てて、神々にお参りする習慣がある。
今年も旧正月の初日(1月29日)、中国各地の寺は「神の御加持」を祈る参拝客でにぎわった。
今年も、北京最大のチベット仏教の寺院「雍和宮(ようわきゅう)」や中国で非常に人気のある済公が出家した寺でもある「霊隠寺(杭州)」、文殊菩薩の聖地である「五台山(山西省)」など著名寺院はごった返した。
北京ではマイナス10度の中、約4万人が雍和宮に入るために並んだそうだ。なかには「一番早く線香を香炉に立てよう」として夜を徹して、およそ10時間並ぶ人もいたという。
(2025年1月29日、北京・雍和宮)
(2025年1月29日、杭州・霊隠寺)
(2025年1月29日、蘇州・西圓寺)
(2025年1月29日、山西・五台山)
(2025年1月29日、山西・五台山)
伝統文化から中国民族を切り離す中国共産党
中国共産党(中共)は長年にわたって中国人に「無神論」「進化論」などを教え、人々と神とのつながりを断ち切ろうとしてきた。そうして現在の中国には中華民族による伝統文化に代わり、忌まわしい中国共産党の「党文化」がはびこっている。
大紀元の社説「共産党についての九つの論評【第六評】中国共産党による民族文化の破壊」では次のように述べている。
「民族文化を破壊する過程は、「党文化」を建てる過程であった。共産党は人々の心の中にある良知を破滅させ、人々を伝統文化から離れさせようとしていた」
「民族文化が徹底的に消滅される日は、私たちの民族が滅亡する日でもある。これは絶対に言い過ぎではない」
実はこれは中国だけの問題ではなく、共産主義によって世界中の民族文化が消滅されようとしている。
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