中国 人と神とのつながり

旧正月初日「それでも人々は神に祈る」 無神論による洗脳下の中国【動画あり】

2025/01/30
更新: 2025/01/31

日本人と同様、中国でも古くから、旧正月初日に寺院を訪れ線香を立てて、神々にお参りする習慣がある。

今年も旧正月の初日(1月29日)、中国各地の寺は「神の御加持」を祈る参拝客でにぎわった。

今年も、北京最大のチベット仏教の寺院「雍和宮(ようわきゅう)」や中国で非常に人気のある済公が出家した寺でもある「霊隠寺(杭州)」、文殊菩薩の聖地である「五台山(山西省)」など著名寺院はごった返した。

北京ではマイナス10度の中、約4万人が雍和宮に入るために並んだそうだ。なかには「一番早く線香を香炉に立てよう」として夜を徹して、およそ10時間並ぶ人もいたという。

 

(2025年1月29日、北京・雍和宮)

 

(2025年1月29日、杭州・霊隠寺)

 

(2025年1月29日、蘇州・西圓寺)

 

(2025年1月29日、山西・五台山)

 

(2025年1月29日、山西・五台山)
 

伝統文化から中国民族を切り離す中国共産党

中国共産党(中共)は長年にわたって中国人に「無神論」「進化論」などを教え、人々と神とのつながりを断ち切ろうとしてきた。そうして現在の中国には中華民族による伝統文化に代わり、忌まわしい中国共産党の「党文化」がはびこっている。

大紀元の社説「共産党についての九つの論評【第六評】中国共産党による民族文化の破壊」では次のように述べている。

「民族文化を破壊する過程は、「党文化」を建てる過程であった。共産党は人々の心の中にある良知を破滅させ、人々を伝統文化から離れさせようとしていた」

「民族文化が徹底的に消滅される日は、私たちの民族が滅亡する日でもある。これは絶対に言い過ぎではない」

実はこれは中国だけの問題ではなく、共産主義によって世界中の民族文化が消滅されようとしている。



共産党についての九つの論評【第六評】中国共産党による民族文化の破壊

人類の歴史上、すばらしい文明を創り出した民族は、現在、その人種としてその子孫がまだ残っている.が、民族としてはその伝統的な文化が失われるにつれてだんだん姿を消してしまった

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!