【ニュースレターが届かない場合】無料会員の方でニュースレターが届いていないというケースが一部で発生しております。
届いていない方は、ニュースレター配信の再登録を致しますので、お手数ですがこちらのリンクからご連絡ください。

米・ウクライナ協議 ロシアとウクライナの領土分割

2025/03/18
更新: 2025/03/18

ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は17日にウクライナとロシアの領土問題はアメリカとウクライナの協議の一つであると述べた。

トランプ米大統領は18日にロシアのプーチン大統領と会談することを明らかにした。トランプ米大統領と国家安全保障チームは、ゼレンスキー大統領およびウクライナのチームと直接連絡を取っており、この領土分割問題も米大統領チームとウクライナとの議論の一部だ。

レビット報道官によると、「トランプ大統領が明日プーチン大統領と会談する前に、このことについて先走って発言することは賢明ではないため、これらの境界線が具体的にどこに引かれるか、詳細はまだ言及するつもりはない」

また報道官は「私たちは今、この瞬間ほど平和に近づいたことはない」「トランプ米大統領は停戦合意に向けて力強い決意を持っている」と述べている。

さらに、レビット報道官は「大統領はこの停戦交渉で進展の成果を得て、この進展が18日も続くことを期待している」と述べた。

トランプ米大統領は16日に「ロシア・ウクライナ戦争の終結に向けての特定の資産の分割問題はすでに議論している」ことを明かした。

「15日までにすでに色々な課題を解決してきた、次に私たちがこの戦争を終わらせられるかどうか見極めたいと思う」

「可能かもしれないし、不可能かもしれない。しかし、私たちには大きなチャンスがあると思う」と述べ、トランプ米大統領はさらに、交渉担当者がいくつかの議題を明確にしたことも付け加えた。

「私たちは領土問題についても議論をし、皆が知っている通り、現在の土地はもう戦前とは大きく異なっている。領土問題はもちろん、発電所の問題についても議論をしたいと思う。これは大きな問題だ」と大統領は付け加えた。

ロシアのドミトリーペスコフ報道官は17日、「プーチン大統領とトランプ大統領は18日に電話会談を行う予定であり、これは両国関係の回復に向けた重要な一歩となる」と述べた。

ロシアの国営通信社であるタス通信(TASS)の報道によると、ぺスコフ氏は、両大統領が会談に先立って議題を準備していると述べた。

この議題にはスティーブ・ウィトコフ米国特使の訪問や、これまで行われてきたさまざまな交渉が含まれていると説明した。

そして、「議論に挙げられている問題はもちろん、主にウクライナの問題を重要視している。これらはすべて大統領の会談のために準備されている議題だ」と述べた。

現在のところ、トランプ大統領とプーチン大統領がいつ面接会談になるかわからないが、18日はトランプ大統領が大統領に就任してから、プーチン大統領との2回目の電話会談となる。

張婷