子供一人産んだら2千元(約4万円)、二人産んだら5千元(約10万円)、三人産んだら15千元(約30万円)の奨励金を支給します!
ところが、いざ子を産み、奨励金を申請しようとすると、どの政府部門を訪れても「自分たちの管轄外」とたらい回しにされ、「上からお金降りてないからお金がない」と言われるだけ…(河南省鄭州市の市民の訴え)
中国では、出生率低下を食い止めるため、地方政府が相次いで出産奨励金制度を打ち出しているが、財政難が原因で制度が形骸化している。
たとえば、河南省鄭州市(ていしゅうし)では、2023年に発表された「出産奨励金制度」は、 政府の財政難により一切支給されていないのだ。
かつて、中国メディアも大々的に報じたこの奨励金制度の情報は、いまでは、現地当局の公式サイトから消えていた。
「騙された!」と市民からは当然ながら、批判が殺到しているが、被害者(騙された市民)は、憤慨と悲哀とともに「泣き寝入り」するしかないのが現状だ。
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