4年ぶり8回目のワールドシリーズ制覇を果たしたドジャースは25日、トランプ米大統領からの招待を受け、4月7日にホワイトハウスを訪問すると発表した。

ドジャースがX（旧ツイッター）に「長年の野球の伝統に則り、トランプ大統領が2024年ワールドシリーズチャンピオンのドジャースをホワイトハウスに招待して下さった」「我々は、ホワイトハウスを訪れ、ワールドシリーズ制覇のお祝いができることを楽しみにしています」と投稿した。

ドジャースのメンバーは、4月8日には議会議事堂を訪問する予定。ドジャースは7〜9日にワシントンを本拠地とするワシントン・ナショナルズとの3連戦があり、それに合わせた訪問となる。

米国では、主要な大会で優勝したスポーツチームがホワイトハウスに招待され、大統領から祝福を受けるのが長年の慣例となっている。

トランプ第一次政権では、スポーツチームのホワイトハウス訪問をめぐって騒動が起こった。

2017年、ゴールデンステート・ウォリアーズはNBAファイナルで優勝を果たしたが、当時のスター選手ステフィン・カリーをはじめとする選手たちがトランプ氏の政策や発言に反発し、ホワイトハウス訪問を拒否する姿勢を示した。これを受け、トランプ氏は「招待は取り消す」と表明した。

同様に、フィラデルフィア・イーグルス（NFL）も2018年のスーパーボウル制覇後、ホワイトハウス訪問を辞退する選手が相次ぎ、トランプ政権側が招待自体を取り消した。