中国共産党(中共)は、法輪功と神韻芸術団への攻撃を強化すべく、海外メディアや海外のセルフメディア運営者(YouTuberやブロガー)を買収し、中共にとって有利なようにした情報操作が進行中である。
悪魔の誘惑
シドニー工科大学(UTS)の馮崇義(ひょうすうぎ)副教授は、3月25日、エポックタイムズの姉妹メディア・NTD新唐人テレビの記者に対し、
「中共が、海外のセルフメディア運営者を金で買収して、自らの宣伝に利用しようとして計画を進めており、そのための極秘会議が昨年カナダで開かれた」
と明かし、情報筋は海外に出た中共体制内の知り合いからだと言う。

著名なYouTube配信者Tim Pool氏も、中共が海外のインフルエンサーを買収して、法輪功への攻撃をさせている実態を暴露している。
「中共は私に200ドル(約3万円)の報酬で、法輪功を批判する動画を自分のチャンネルで公開するよう持ちかけてきた。私は即座に拒否したが、実際に多くの人がこのような取引に応じている」とTim Pool氏は明かした。

米国在住の時事評論家の唐浩氏は、
「中共は自分たちの宣伝では信頼性がないことを知っている、だからこそ西側の顔を利用してそのプロパガンダを拡散し、神韻や法輪功に対する弾圧を正当化しようとしている」
と、指摘した。
馮崇義氏は、
「金に目がくらみ、中共の道具となる者が出る危険がある」
と警鐘を鳴らすとともに、
「たった一度でも、悪魔の取引に応じてしまえば、培ってきた信用も名誉もすべて失うことになり、目先の小さな利益のために魂を売るべきではない!」
と呼び掛けている。
法輪功と芸術団への攻撃
昨年夏以降、海外のSNSには突如、法輪功や神韻を攻撃する「元法輪功学習者」、「元神韻ダンサー」と自称するアカウントが現れた。
米ニューヨークに拠点をおくNGO団体「法輪功迫害追査国際組織」(WOIPFG)」の汪志遠主席は、中共が2024年後半から法輪功に対する弾圧を強化し、神韻芸術団への妨害も本格化させていると、警鐘を鳴らしている。
「法輪功学習者によって設立され、中国伝統文化を復興するために、世界中で公演を行っている神韻芸術団は、法輪功学習者に対して、中共の臓器狩りを表現したプログラムを上演しているため、中共は大きなプレッシャーを感じている」
と、汪主席は指摘した。
ニューヨーク・タイムズ(NYタイムズ)は、昨年8月以降、神韻を批判する記事を10本以上掲載し、そうした記事は、中共が操る大量の偽アカウントを使ってX(旧Twitter)を通じて拡散された。後にそうした数千の偽アカウントはX社により削除されている。
しかし、こうした妨害は逆効果となり、神韻の人気はますます高まり、世界で満員公演を続けていた。

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