「中共による良心の囚人への弾圧は全人類の良知に対する公然なる挑戦だ」 ――抗議集会参加者たちの叫び
国連が定める4月5日の「国際良心の日(良心の国際デー)」に際し、米ロサンゼルスの中国領事館前で6日、華人集団による抗議集会が開かれた。
参加者たちは中国共産党(中共)の専制支配下で抑圧される言論の自由に屈せず真実を訴えたがために弾圧され、投獄された人たちの存在を世界に訴え、捉えられているすべての政治犯や良心の囚人の即時釈放を呼び掛けた。

中国民主党国際連盟の界立建主席は「張展(市民ジャーナリスト)や丁家喜ら人権派弁護士たち、法輪功修煉者の許那さんなど、数えきれない良心の囚人が中共によって不当に投獄されている」と訴えた。

以下、NTD新唐人テレビの取材に応じた一部集会参加者たちの声を紹介する。
中国でかつて電器店を経営していた王樹州氏は「中共の独裁政権による良心の囚人への弾圧は、全人類の良知に対する公然なる挑戦だ、中共のうそと暴力を利用して自由を抹殺し、恐怖を使って人々の良心を黙らせようとしている」と強く批判した。

また元ダンス教師の胡南氏は「中国では不当な扱いを受けても声を上げる術がない。陳情をしても無駄。SNSは検閲され、意見を発しただけで罪に問われる」と中国国内の厳しい言論統制の現実を訴えた。

元バス運転手の黄明発氏は「中共によってとらえられている良心の囚人はみな中国の良心であり、真の英雄である。中国の民主と自由は彼らの存在なくして成し得ない」と訴えた。
かつて中国国営企業に技術者として勤めていた趙傑氏も「良心囚たちの『罪』とは、ただ真実を語ったことにすぎない」と話す。

中国社会民主党の劉因全主席は「政治犯や良心の囚人、法輪功学習者や他の宗教信仰者、言論を理由に弾圧された人たちの即刻釈放」を中共に呼び掛けた。

――海外に出たこれら華人たちは中共の独裁体制下で弾圧される人々の代わりに声を上げている。世界の良識に届いたのだろうか。国際社会の良心が今、問われている。
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