4月13日に開幕を迎える大阪・関西万博に設置された幼児用トイレの設計を巡って、SNS上では賛否両論が巻き起こっている。
大阪・関西万博会場の「迷子/ベビーセンター」内に設置している幼児用トイレでは、男女共用で仕切りもなく、3つの普通便座と2つの男児用便器が並んで設置されており、隣の便座が見える構造となっている。
この構造について、SNS上には防犯面で懸念点を指摘する声が上がっている。
不特定多数が利用できる状況は防犯上危険であり、性犯罪や連れ去りのリスクを心配する声や、子供の親以外の大人が立ち入る可能性を危惧する声が相次いでいる。このため、親として安心できないという声が上がっている。
幼児用トイレのデザインは個室ではなく、鍵をかけることができないため、プライバシーへの配慮が不足していると批判されている。
エジプト出身のタレントのフィフィさんは、X(旧Twitter)で「他人の大人にわが子が見られる事に抵抗のある人もいると思うのだが」と投稿し、懸念している。
トイレの開放的なデザイン性については、「中国みたいなトイレ」と揶揄する声もある。
一方、擁護する意見としては「保育園ではよくあるトイレ」「個室にした方が危ない」といった声も聞かれる。
また、保護者による介助であるため、仕切りがない方がよいという意見もあった。
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