ホワイトハウスの主治医は13日、トランプ米大統領の年次健康診断の結果について「極めて良好」だと公表した。
トランプ氏は現在78歳で、2期目の就任時点で歴代大統領の中で最高齢であるため、高齢による健康リスクが懸念される中、今回の健康診断結果はその不安を払拭するものと受け止められている。
主治医が発表した文書には「精神状態、脳神経、運動および感覚機能、反射、歩行、バランスに関して異常は見られなかった」と書かれていた。また、認知機能のテストでは30点満点中の30点で正常だった。
また、トランプ氏が「優れた認知能力と健康状態を維持し、最高司令官および国家元首としての職務を遂行するのに十分な健康状態にある」と結論付けている。
トランプ氏は喫煙や飲酒をせず、ファストフードやソフトドリンクを好む傾向があるが、ゴルフを頻繁に行い、日常的に活動的な生活を送っている。トランプ氏の体重は102kgで、軽度の肥満に分類されるが、2020年の110kgから減量している。
トランプ氏は、昨年に両目の白内障手術を受け、昨年7月にはトランプ氏は大腸の内視鏡検査を受けており、その際に良性のポリープが見つかっていた。がんの兆候などは確認されていないが、2027年に再検査が推奨されている。
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