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中国 「住民たち大丈夫か?」と心配の声

「貧乏」の字を20年間掲げ続けた中国の住宅団地

2025/04/22
更新: 2025/04/22

中国浙江省寧波市にある静かな住宅団地では、「貧乏」の字を20年間掲げ続けていたことが判明した。

なんと、団地名「四方家園」の看板にある「家」の字が、実は草書体の「窮(貧乏の意)」だったという。

「四方“窮”園」、つまり四方八方貧乏──という事になる。

ネット上では「縁起が悪すぎる」と住民への同情の声が広がった。

同団地には、830世帯が暮らしており、20年間誰も気づかなかった。「大事件」の発覚のきっかけとなったのは、団地住民を訪ねて来て団地の看板を見た「書法に通じる友人」の「笑い」だったそうだ。

「事件」は、中国メディアも取り上げ、専門家の間でも看板にある「家」とされた字は実は「窮」の字だとする見解が多数を占めており、断言する者も多い。団地を管轄するコミュニティの責任者は、「当時の製作経緯は不明だが、誤りであれば修正する」とコメントした。

SNSでは、「20年も気づかれなかったのが、逆にすごい」「住民のメンタルが心配」といった投稿も見られ、ちょっとした「書体騒動」が、静かな住宅地をにわかに賑わせた。

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!