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中国 中国は巨変の前夜にある

中国の空にまたも「七つの太陽」出現【動画あり】

2025/04/23
更新: 2025/04/24

最近、中国国内では異常な天象が増えている。これらは古書でいうところの「凶兆」とされている。

4月18日、広西チワン族自治区の梧州市(ごしゅう‐し)で、空に太陽が同時に7つも並ぶ奇妙な現象が観測された。

「7つの太陽」は昨年8月に四川省成都市でも報告されており、1年のうちに少なくとも2度は観測された。

中国メディアの取材に対し、目撃者の1人は、「7つの太陽はわずか1分程度で消えた」と証言しており、その時、周囲の人たちも皆、自分の目が信じられない様子で、スマホで撮影をしていたと言う。

当時の映像には、確かに、厚い雲の下から顔を覗かせる7つの太陽があった。それらの大きさの異なる太陽は、三列に整然と並んでいた。

 

(広西チワン族自治区梧州市で2025年4月18日に観測された「7つの太陽」)

 

社会への警鐘としての天象か

空に二つ、三つ、あるいはそれ以上の「太陽」が同時に現れる現象は俗に、「幻日(げんじつ)」と呼ばれており、自然現象の1種とされるが、中国唐代の有名な予言者・李淳風は「王朝滅亡を告げる凶兆だ」と予言した。

中国各地で「幻日」や「赤い空」といった異常現象が相次いでいて、これまでは2つから7つの太陽や2つの月などが観測されてきた。

「幻日」をはじめ、相次ぐ異常現象について、時事評論家の唐靖遠氏は、「この王朝(政権)が終わりを迎えようとしていることを、天がこれらの現象を通じて、世の人や権力者に対する警告しているのだ」と述べている。

相次ぐ異常現象や古代からの言い伝え、そして荒む一方の社会環境のなかで、中国国内の民衆も「そろそろ時代が変わる」ことを口にしないながらも、身体でそう感じている人も少なくない。

 

画像(左)は遼寧省瀋陽市で2024年8月18日に観測された「2つの月」画像(右)は四川省成都市で2024年8月18日に観測された「7つの太陽」(SNS投稿動画よりスクリーンショット)
2022年5月11日夜、「真っ赤に染まった」福建省福州市の空(中国のSNSより)
四川省遂寧市で観測された「3つの太陽」、2024年7月26日(SNSより)
李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!