4月22日、ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は、最新の関税措置が実施されて以来、トランプ政権は他国から、18件の貿易協定案を文書で受け取ったと発表した。
レビット報道官は、記者たちに対し「今朝、私たちの貿易チーム全体と話をし、多くの進展が見られた。現在、18件の提案が貿易チームに提出され、議論している。これらは、各国がトランプ政権に提出した文書による提案だ」と述べた。
さらに、レビット氏はアメリカの貿易交渉チームが、今週だけで34か国と会談を行ったことを明らかにした。また交渉チームには、財務長官ベッセント氏、商務長官ラトニック氏、通商代表部代表グリア氏、国家経済会議議長のハセット氏、そして貿易・製造業担当上級顧問ピーター・ナバロ氏が含まれていると述べた。
「私たちはトランプ大統領のペースで進んでおり、これらの協定が、アメリカの労働者と国民を代表していることを確実にした」とレビット氏は付け加えた。
レビット氏はまた「中国(共産党)との潜在的な貿易協定に関して、私たちは現在非常に良い進展を遂げている」と発表した。レビット氏は、以前にトランプ氏にこの件について尋ねたところ、トランプ氏は、この情報を記者に共有するようにレビット氏に求めたという。
「私が言及したように、現在18の提案があり、世界中の100以上の国がアメリカ合衆国との合意を望んでいる」と、レビット報道官は述べた。
トランプ大統領が、4月2日に相互関税政策を発表して以来、多くの国がアメリカとの合意を目指して努力し、4月9日、トランプ大統領は、大多数の国に対する相互関税を90日間停止することを発表した。その後、アメリカと各国の貿易協定交渉が進行中である。
ホワイトハウスによると、最近数日間で、トランプ政権と中国との交渉も進展を見せたという。財務長官のベッセント氏は、22日に閉会中の会議で投資家に対し、米中の関税戦争は「近い将来に和らぐだろう」と伝えた。
(本記事はフォックスビジネスニュースの報道を参考)
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