[東京 14日 ロイター] - 菅義偉官房長官は14日午前の会見で、拉致問題解決に向けた日朝首脳会談が夏にも行われるとの報道があることについて、現時点では何も決まっていないと述べた。また現時点で在韓米軍の撤退縮小は検討されていないとの認識を示した。 一部報道によると、8月ごろに安倍晋三首相が平壌を訪問する案や、9月中旬のロシアでの「東方経済フォーラム」に金正恩・朝鮮労働党委員長が出席すれば会議の
[ワシントン 13日 ロイター] - トランプ米大統領は、先に発表した中国製品に対する追加関税を発動するかどうか決断するため、14日に通商顧問トップらと協議する。政権高官が13日明らかにした。 大統領は、関税の対象となる総額500億ドル相当の中国製品の修正リストを15日に公表する。 複数の関係筋によると、修正版では当初公表したリストよりも若干規模が小さくなり、特に情報技術分野で一部項目の削除や
[香港 14日 ロイター] - 香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は14日、政策金利である基準金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ、2.25%とした。 米連邦準備理事会(FRB)が13日まで開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.75─2.00%に25bp引き上げることを決定したことに追随した。 香港は香港ドルを米ドルにペッグ
[ワシントン 13日 ロイター] - トランプ米大統領は13日、北朝鮮はもはや核の脅威をもたらさないとの認識を示した。 トランプ氏はシンガポールで北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と初の米朝首脳会談を行い、帰国した。 ツイッターに「私が大統領に就任したときと比べて誰もがずっと安心できるようになった。北朝鮮による核の脅威はもはやない」と投稿した 「金氏との会談は興味深いもので、
[東京 13日 ロイター] - 東アジアの安定化に扉を開くと期待された米朝の歴史的な首脳会談は、逆に日本の安全保障環境を不透明にした。トランプ米大統領は北朝鮮の非核化に向けた道筋を示さず、日本が懸念する中・短距離ミサイルの扱いにも触れずじまい。一方で、米韓合同軍事演習の中止と、将来的な在韓米軍の撤退に言及した。日本政府の中からも、米国に頼る今の政策を疑問視する声が出ている。 <見えてきた「
[ソウル 13日 ロイター] - 韓国大統領府は13日、北朝鮮の非核化を巡る交渉を促進するためには米韓軍事演習の中止が必要かもしれないと発表した。聯合ニュースが伝えた。 トランプ米大統領は12日の米朝首脳会談後の記者会見で、「非常に挑発的」で多額の費用がかかる米韓軍事演習を中止する意向を示していた。
[ワシントン 12日 ロイター] - 米共和党のマコネル上院院内総務は12日、トランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が首脳会談で交わした非核化に向けた合意内容を支持するとしつつも、北朝鮮が合意を履行しない場合に備える必要があるとの認識を示した。 マコネル氏は「北朝鮮が合意内容を全うする意思がないことが明らかになれば、米国と同盟国は最大限の圧力をかける政策を復活させる
[東京 13日 ロイター] - 菅義偉官房長官は13日午前の会見で、米朝首脳会談後の記者会見ででトランプ米大統領が北朝鮮の非核化にかかる費用を日本が負担してくれると発言したことについて、査察の初期費用の負担はあり得るとした。ただし前提となるのは、北朝鮮の非核化が進んで国際原子力機関(IAEA)の査察が行われることだとした。 米朝首脳会談の結果として官房長官は「日本にミサイルがいつ飛んでくるという
[シカゴ 12日 ロイター] - 米中貿易摩擦が続く中、通商交渉にあたる米農務省のマッキニー次官(貿易担当)は12日の記者会見で、米政府としては鶏肉、牛肉、バイオ農作物を優先して協議していると明らかにした。 バイオ農作物を巡っては、遺伝子組み換え(GM)作物などバイオ農作物に対する中国当局の認可の遅れを米国は問題視している。 マッキニー次官は北京で今月3日まで開かれた米中通商協議に米国側代表団
[ソウル 13日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は13日、トランプ米大統領が12日の金正恩朝鮮労働党委員長との会談で、北朝鮮の安全の保証に加え制裁解除で合意したと報じた。 米国からの制裁について具体的には述べていない。
[シンガポール 12日 ロイター] - トランプ米大統領は12日、米朝首脳会談で交わした北朝鮮の非核化に向けた合意を巡り、中国の習近平国家主席の支援に謝意を表明すると同時に、合意は中国政府に有益との考えを示した。 トランプ大統領は会談後記者団に対し「北朝鮮との合意は世界にとり、そして中国にとり素晴らしいこと」とし、隣国北朝鮮の核兵器放棄は「中国にとって喜ばしいことだろう」と語った。 大統領
[ワシントン 12日 ロイター] - トランプ米大統領は12日、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が非核化に向けて迅速に取り組むとの認識を示した。フォックスニュースのインタビューで述べた。 「われわれは今から北朝鮮の非核化のプロセスを開始する。金委員長が帰国後直ちに着手すると考えている」と述べた。同日シンガポールで行われた首脳会談で金氏が示唆したという。 トランプ氏は「(非核化は
[シンガポール 12日 ロイター] - 米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は12日、朝鮮半島の完全な非核化を目指すことで合意、米政府は北朝鮮に体制保証を与えることを確約した。 史上初の首脳会談後に発表された共同声明は「トランプ大統領は、北朝鮮への体制保証の提供を決意した。金正恩委員長は、朝鮮半島の完全な非核化への揺るぎない固い決意を再確認した」としている。
[東京 12日 ロイター] - 安倍晋三首相は12日夜、米朝首脳会談を終えたトランプ米大統領と電話で会談した。安倍首相によると、トランプ大統領は金正恩朝鮮労働党委員長に日本人拉致問題を提起したと説明。安倍首相の考えを「明確に伝えてもらった」という。 安倍首相は「私がトランプ大統領に伝えた私の考えについては、トランプ大統領から金委員長に明確に伝えてもらった」と説明。「トランプ大統領の強力な支援
Cynthia Kim and Christian Shepherd [ソウル/北京 11日 ロイター] - トランプ大統領は、北朝鮮が核放棄すれば、米国からの投資に支えられて「非常に豊かに」なるだろうと約束したかもしれない。だが、同国における変革の原動力となるのは米国ではなく、中国だろうと、北朝鮮に詳しいエコノミストや研究者は予想する。 北朝鮮にとって最も身近な手本となるのは、米国式の
[ソウル 12日 ロイター] - 在韓米軍の報道官は12日、合同軍事演習を中止するようにとの指示は受けていないと明らかにした。米国防総省またはインド太平洋軍からの指示を受け取るまでは、現在の軍事態勢を維持するという。 トランプ米大統領は米朝首脳会談の中で、米韓合同軍事演習を中止する意向を示した。
Sam Holmes and Miral Fahmy [シンガポール 12日 ロイター] - シンガポールで開かれた史上初の米朝首脳会談で、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長は、初めて顔を合わせた瞬間、互いにその場を支配しようとしたと、専門家は指摘する。ただ、会談の冒頭では、2人はいくぶん不安ものぞかせたという。 ボディーランゲージの専門家によると、トランプ大統領が金委員長と初
[東京 12日 ロイター] - 12日の米朝首脳会談でトランプ米大統領が拉致問題を提起したことに、日本の政府内では安堵(あんど)の声が聞かれた。しかし、会談で北朝鮮の非核化に向けた具体的な進展はなく、すべてはこれから。 日本は北朝鮮との首脳会談を早期に実現したい考えだったが、まだ米朝協議の行方を見極める必要がありそうだ。 <日朝会談は「危険」> 「日本にとって重要な拉致問題について、
[シンガポール 12日 ロイター] - 米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による、米朝首脳会談の共同声明。 米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長は6月12日、シンガポールで史上初となる歴史的な首脳会談を行った。 トランプ大統領と金委員長は、新たな米朝関係の確立と朝鮮半島における恒久的かつ揺るぎない平和体制の構築に関する問題について、包括的
[東京 12日 ロイター] - 菅義偉官房長官は12日午後の会見で、シンガポールで同日に行われた米朝首脳会談を受け、「北朝鮮が国際社会の責任ある一員として政策を変えていくことを期待している」と語った。 今後の米国のトランプ大統領の会見、その後の安倍晋三首相と同大統領との電話会談を控え、現時点での評価は「差し控えたい」とした。 菅長官は米朝首脳会談について「わが国として重大な関心を持って注視
[東京 12日 ロイター] - 外務省は12日、河野太郎外相が13日から14日まで韓国のソウルを訪問すると正式発表した。日米韓外相会合、日韓外相会談、日米外相会談などを行う。
[ソウル 12日 ロイター] - 米朝首脳会談のためシンガポールを訪れている北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長について、党機関紙・労働新聞など国営メディアは動向を異例のスピードで伝えている。 労働新聞は、金委員長が11日夜にシンガポール市内の観光地を巡ってからわずか数時間後に、金氏の写真14枚を掲載して報道。写真には、植物園や天空プールの周辺をシンガポール政府の一団と陽気に歩く
[シンガポール 12日 ロイター] - トランプ米大統領は12日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との首脳会談で「多くの進展」があったとの認識を示し、両国が合意に署名する見込みだと述べた。合意の詳細は不明。 両首脳はワーキングランチ終了後、ホテル周辺を散策した。 トランプ大統領は会談の状況について記者団に問われると、「多くの進展があり、非常にポジティブだ。誰もが予想した以上で、非常に良い。
[ワシントン/ニューヨーク 11日 ロイター] - 米当局は11日、世界で実施した電子メール詐欺の摘発で74人が逮捕されたと発表した。企業および個人から数十億ドルを盗もうとしていたという。 この電子メール詐欺は、企業の財務にアクセスできる従業員を狙ったもの。信頼できる幹部や取引先を装ってメールを送り、犯罪集団が管理するアカウントへの送金を指示する仕組みだった。 この集団は、不動産購入者や高齢者
[台北 12日 ロイター] - 台湾にある米代表機関、米国在台協会(AIT)台北事務所の新庁舎落成式が12日に行われる。 米国と台湾は外交関係がなく、AITが事実上、大使館の役割を担うが、「1つの中国」の原則を掲げる中国の反発を招く可能性がある。 米国からはロイス米国務次官補(教育・文化担当)とハーパー議員が出席する。台湾の蔡英文総統もスピーチを行う見通し。 中国の環球時報は12日、中国は
[シンガポール 11日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は11日、米朝首脳会談の「究極的な目標」は変わっていないと述べ、北朝鮮が非核化に真剣か見極める意向を示した。 トランプ大統領は12日の首脳会談に向けて「完全に準備が整っている」とし、「成功」を楽観視していると語った。まだ「すべきことが多く残っている」とも述べた。
[東京 11日 ロイター] - 安倍晋三首相は11日夕、トランプ米大統領と電話会談し、あすの米朝首脳会談の方針について綿密な擦り合わせを行ったことを明らかにした。官邸で記者団に語った。 米朝首脳会談を控え、トランプ大統領から最新の情勢を踏まえた話をしたいと電話があったとした上で、安倍首相は「基本的な方針は日米、日米韓で完全に共有し、一致している」と述べた。 さらに「あすの首脳会談が北東アジアの
[シンガポール 11日 ロイター] - トランプ米大統領は11日、12日開催予定の米朝首脳会談が「首尾よく運ぶ」可能性があるとし、楽観的な見方を示した。 ただ、北朝鮮の非核化を巡る溝は残されており、両国の高官は最終調整に追われている。 10日シンガポール入りしたトランプ大統領は同国のリー・シェンロン首相と昼食会で会談し、「明日の会談は実に興味深いものとなる。うまくいくと考えている」と語った。
[11日 ロイター] - ブルームバーグは関係者2人の話として、トランプ大統領が12日の米朝首脳会談の終了後、同日中に帰国の途に就くことについて、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長の方から会談は一日限りとの申し出があったため、との見方を伝えた。 トランプ氏は交渉が進展すれば12日のシンガポール滞在もいとわなかったという。
[ジュネーブ 11日 ロイター] - クリントン米政権下で北朝鮮との核交渉に挑んだビル・ペリー元国防長官が11日、シンガポールで12日に開催される米朝首脳会談の成功を見極めるため、3つのシグナルに注目すると語った。ペリー氏はロイターに対し、まずはトランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が初対面で意気投合できるか見極めるとした。 「両首脳が怒りに満ちて会談を後