[ワシントン 5日 ロイター] - 北朝鮮を訪問している米国務省出身のフェルトマン国連事務次長(政治局長)は、米国政府からのメッセージを携えていないもようだ。同省が5日明らかにした。 事務次長は以前、同省で近東担当次官補を務めていた。 同省のヘザー・ナウアート広報官は記者団に対し「フェルトマン氏が国連での役割のもとに北朝鮮を訪問することは、無論承知している」と発言。「同氏は、米国政府の代理
[ソウル 6日 ロイター] - 今週始まった米韓合同軍事演習の一環で、米軍の戦略爆撃機B─1B「ランサー」が6日に朝鮮半島上空を飛行する。韓国の聯合ニュースが軍関係筋の話として伝えた。 合同軍事演習は4日から8日まで行われる。 北朝鮮は先月29日、米国全土への到達が可能な新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験に成功したと発表。米韓合同軍事演習は朝鮮半島を「核戦争の一歩手前」に追いやると
[5日 ロイター] - 英スカイニュースは5日、メイ首相の暗殺計画が未遂に終わったと、関係筋の話として報じた。警察によると、急造した爆発装置のようなものをダウニング街の首相官邸に仕掛け、混乱を起こし首相を攻撃・殺害する計画があったという。 スカイニュースによると、この計画はロンドン警視庁、情報局保安部(MI5)、ウエストミッドランズ警察が少なくとも数週間かけて捜査を進めていた。 首相の報道官は
[ワシントン 4日 ロイター] - 訪米中のサウジアラビアのマジド・ビン・アブドラ・カサビ商業・投資相は4日、ロイターのインタビューに応じ、国内の主だった汚職摘発が終了したと発言、今後は没収した資産を経済開発プロジェクトに充てるとの意向を示した。 同相は、王族や実業家の拘束は終了したのとかとの質問に「私が知る限り、そうだ」と発言。「今後、汚職を発見した場合、政府は黙認しない。断固とした措置をとる
Scot J. Paltrow [ワシントン 22日 ロイター] - 想像してほしい。いまは午前3時。米ホワイトハウスの主寝室では大統領が眠りについている。そこに、常駐する軍将校が、核兵器の発射コードを収納した「フットボール」と呼ばれるアルミ製スーツケースを取り出し、最高司令官を起こそうと駆けつける。 早期警戒システムによれば、ロシアが100基の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を米国に向け発射
[シドニー 5日 ロイター] - オーストラリア気象局(BOM)は5日、熱帯太平洋の海面水温が平年を下回るラニーニャ現象の水準に達したと発表した。気候モデルによると、今回のラニーニャ現象の程度は弱く、期間は短い見通し。 ラニーニャ現象は海面水温が例年を下回る状態が続く現象。この現象の結果、北半球のアジアで天気が荒れやすく、寒さの厳しい冬となる一方、南半球では気温と湿度の高い夏になる。 BOM
[大統領専用機上 4日 ロイター] - トランプ米大統領は4日、在イスラエル米国大使館のテルアビブからエルサレムへの移転するかどうかの発表を控える見込みだ。ホワイトハウスの報道官が明らかにした。 ホーガン・ギドリー報道官は、トランプ大統領がユタ州への訪問から戻る際の大統領専用機内で、決定は「数日以内に」行われると記者団に説明した。 トランプ氏は昨年の大統領選挙で、移転を推進すると約束していたが
[ロンドン 5日 ロイター] - オンライン旅行会社イードリームスODIGEOが5日公表した2017年の欧州の旅行者実態調査によると、英国のロンドンが旅行先のトップとなった。今年に入って過激派による一連の攻撃があったにもかかわらず、通貨ポンドの下落で国内外から滞在先として人気を集めた。 欧州域内からロンドンへの予約は24%増加し、2年連続で旅行先として首位を維持した。 調査は「2016年の
[ブリュッセル 4日 ロイター] - 英国の欧州連合(EU)離脱交渉は4日、アイルランド国境問題で前進の可能性が伝えられたが、合意を見送った。EU離脱後の英領北アイルランドにEUルールを適用し続けるとする、英政府とアイルランド政府との暫定合意に北アイルランド側が反発したため。 双方は協議を継続し、数日以内の合意を目指す考え。 英国のメイ首相はこの日、欧州委員会のユンケル委員長とバルニエEU
[東京 5日 ロイター] - 防衛省が長射程の空対地ミサイルの導入に向け、準備経費を2018年度予算案に計上する方向で調整していることがわかった。島しょ防衛強化策との位置づけだが、自衛隊がこれまで能力を保有してこなかった敵基地攻撃にも使用できる。 関係者の1人によると、候補に挙がっているのは米ロッキード・マーチン(LMT.N)製の射程1000キロの空対地ミサイル。航空自衛隊のF15戦闘機に
[モスクワ 4日 ロイター] - ロシア大統領府報道官は4日、プーチン大統領は昨年、米国の新たな対ロ制裁に対応しないことを自らの意思で決定したとし、フリン前米大統領補佐官(国家安全保障担当)の影響は受けていないとの見解を示した。 トランプ米大統領とロシアとの不透明な関係を巡る疑惑で米連邦捜査局(FBI)に虚偽の供述をしたとして訴追されたフリン氏は前週1日、虚偽供述を認め、モラー特別検察官が進める
[マドリード 4日 ロイター] - 世論調査によると、スペイン北東部カタルーニャ自治州の州議会選挙(定数135)を21日に控え、独立賛成派の政党が過半数を割り込む見通しであることが分かった。政府系調査機関CISが4日明らかにした。 独立賛成派の政党では、ジュンツ・パル・カタルーニャ(カタルーニャのための連合)が25―26議席、カタルーニャ共和左派(ERC)が32議席、独立強硬派の左派である
[サヌア/ドバイ 4日 ロイター] - 内戦が続くイエメンで4日、イスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」の兵士がサレハ前大統領の乗った車両を襲撃し、前大統領を殺害した。関係者が明らかにした。 サレハ氏は2015年に内戦が始まって以来、フーシ派と連携し、政権側を支援するサウジアラビア主導の連合軍と敵対してきたが、数日前に連合軍との関係改善を訴え、フーシ派との関係解消を発表。その後、首都サヌアでは
[ワシントン 4日 ロイター] - 米下院は4日の本会議で、税制改革法案について両院協議会を開くことを採決により承認した。上下両院でそれぞれ可決された独自案の一本化に向け前進した。 上院も週内に両院協議会について採決を行う見通し。
[国連 4日 ロイター] - 国連は4日、フェルトマン事務次長(政治局長)が5日から8日まで北朝鮮を訪問すると発表した。北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相らと会談する。 国連のステファン・ドゥジャリク報道官によると、北朝鮮は9月にニューヨークの国連本部で首脳会合が開かれた際、フェルトマン事務次長の訪問を要請。要請は先週、確認されたとしている。 同報道官は記者団に対し「北朝鮮当局は以前から国連と
[ワシントン 4日 ロイター] - 米連邦最高裁判所は4日、トランプ大統領が発表したイスラム圏6カ国からの入国禁止令の執行を認める判断を下した。下級裁判所での審理が継続中でも、命令は全面的に発効することになる。 トランプ政権は、入国制限に対し下級裁が行った一部差し止め2件を解除するよう上訴しており、最高裁はこれを7対2の賛成多数で認めた。今回の判断により、イラン、リビア、シリア、イエメン、
[ワシントン 30日 ロイター] - ティラーソン米国務長官の更迭論が浮上するなか、複数の関係筋は、トランプ大統領就任1年の節目に合わせてコーン国家経済会議(NEC)委員長やクシュナー大統領上級顧問を含む政権ポストが刷新される公算が大きいと明らかにした。 ホワイトハウスの関係筋によると、コーン氏は税制改革法案に関する議会の取り組みが完了してから辞任することを検討してきたという。 1人の関係筋は
[ワシントン 2日 ロイター] - 米上院共和党は2日、税制改革法案を可決することで医療保険制度改革(オバマケア)の骨抜きにすることに成功した。 同法案にはオバマケアで定められた個人の保険加入義務の撤廃が盛り込まれていた。法案は下院との調整が必要になるが、このままの形で成立すれば保険料が上昇し数百万人が保険を失う可能性がある。 ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院でヘルスケアプログラムの
[ワシントン 3日 ロイター] - トランプ米大統領は、エルサレムをイスラエルの首都と公式に認めるかどうか、まだ決定していない。大統領の娘婿であるジャレッド・クシュナー大統領上級顧問が3日、明らかにした。 同顧問は、シンクタンクのブルッキングス研究所が主催する米国の対中東政策に関する年次会合で「(大統領は)まだ多様な要素を検討している」と述べた。 ある政府高官は先週、大統領は6日に発表を行う
[ワシントン 2日 ロイター] - 米上院は2日、法人税の税率を現行の35%から20%に引き下げることなどを柱とした税制改革法案を賛成51、反対49の小差で可決した。 トランプ大統領と与党共和党にとって、今年1月の政権発足以来初めての大きな成果の実現に近づいたことになる。 1980年代以降で最大の税制改革となるが、共和党議員らが米経済を一段と押し上げると主張する今回の大型減税によって、すでに
[シミ・バレー(米カリフォルニア州) 2日 ロイター] - 米国防総省ミサイル防衛局(MDA)は、ミサイル発射実験を続ける北朝鮮の脅威に対応し、米西海岸に新たなミサイル迎撃システムを配置するため、場所の選定を進めている。2人の議員が2日、明らかにした。 西海岸の防衛には、最新鋭迎撃ミサイルTHAAD(サード)が含まれる見通し。 韓国国防省は1日、北朝鮮が11月29日に発射した新型大陸間弾道
[ソウル 4日 ロイター] - 米国と韓国は4日、過去最大規模となる合同軍事演習を開始した。当局者らが明らかにした。8日まで行われる予定。 今回の定例合同軍事演習「ビジラント・エース」では、ステルス戦闘機「F22ラプター」6機を含む航空機230機以上が飛行する予定。在韓米空軍の報道官によると、最新鋭ステルス戦闘機「F35」も投入する。米国からは約1万2000人が参加する。 米軍は軍事演習の
[ワシントン 3日 ロイター] - 米上院軍事委員会のメンバーである共和党のリンゼー・グラム上院議員は3日、米国防総省に対し、配偶者や子供など在韓米軍の扶養家族を退避させるよう求めた。CBSの報道番組「フェイス・ザ・ネイション」で述べた。 韓国には2万8500人の米兵が駐留している。 グラム氏はまた、北朝鮮は米国に到達可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)への核兵器搭載に向け取り組んでおり、「
Scot Paltrow [ワシントン 21日 ロイター] - バラク・オバマ氏は2009年、「核なき世界」構築に向け努力すると訴えて、米国大統領に就任した。その誓いは同年のノーベル平和賞受賞にも寄与した。 その翌年、米国は核攻撃への報復能力を維持すると警告する一方で、新型核兵器は開発しないと、オバマ氏は約束している。大統領就任から1年4カ月のあいだに、米国とロシアは信頼を築き、核戦争のリスク
[ロンドン 30日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)によると、欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)が決定した昨年6月から今年6月までの1年間に、英国への純移民数が過去最大の減少幅を示した。4分の3以上が、EU出身者の出国数が入国数を上回ったための減少だった。 今年6月までの1年間の純移民は10万6000人減の23万人。このうち8万2000人がEU出身者の減少によるもので、この期間のEU
[ワシントン/ソウル 30日 ロイター] - 北朝鮮が29日に発射した新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)とされる「火星15」について、米国の専門家は米本土のどこでも核攻撃が可能で、あと2─3回の実験で実戦配備が可能との見方を示した。 火星15は米本土に到達する推進力を備えており、大気圏に再突入する際の技術とミサイルを正確に標的へ誘導する能力が課題という。 ワシントンのシンクタンク「38ノース
[ワシントン 1日 ロイター] - ティラーソン米国務長官は1日、トランプ米大統領が同氏を更迭し、後任に中央情報局(CIA)のポンペオ長官を充てることを検討しているとの前日の報道を否定した。 ティラーソン長官はホワイトハウス内に自身の辞任を望む勢力がいるのかとの記者団の質問に対し、そうしたことは一笑に付したいと述べた。 前日、報道内容について国務省報道官は否定。トランプ大統領は前日、
北朝鮮は29日、国営メディアを通じ、米国本土全域を攻撃できる新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」の発射実験に成功したと発表した。 北朝鮮は火星15について、7月に2度発射したICBM「火星14」より「技術的特性がはるかに優れている」と説明した。 <高度、距離> 2カ月半ぶりに発射された今回のミサイルは53分間飛行して最高高度が4475キロメートル、
[ワシントン 30日 ロイター] - 米ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙が30日、複数の議員や関係者の話として伝えたところによると、トランプ米大統領はロシアの米大統領選干渉疑惑に関連した捜査を打ち切るよう、複数の上院共和党指導部に繰り返し要求した。 ロシアの米大統領選干渉疑惑を捜査している上院情報特別委員会のバー委員長は今週、NYT紙とのインタビューで、トランプ氏が同委員長に対して、できるだけ
[ワシントン 30日 ロイター] - トランプ米大統領は、連邦預金保険公社(FDIC)の次期総裁に地銀フィフス・サード・バンコープの最高法務責任者であるマクウィリアムズ弁護士を指名する予定だ。米ホワイトハウスが11月30日明らかにした。 就任には上院での承認が必要。トランプ大統領は、マクウィリアムズ氏にFDICの役員を2019年7月15日の任期切れまで、ならびに総裁を5年務