中国当局の内部文書が流出 「ウイグル人によるポンペオ批判」映像の制作を指示

中国政府は最近、ウイグル人が中国共産党を称賛し、ポンペオ前米国務長官を非難し、当局から虐待を受けているとの主張を否定するビデオ数十本を公開した。しかし、これらの映像は当局の指示で制作されたものだと明らかになった。
2021/05/24

米中ハイテク戦 米、エチオピア通信市場に参入へ=報道

米中ハイテク戦は東アフリカのエチオピアまで広がっている。米政府が支援する国際通信事業者連合体は、エチオピア政府の重要な電気通信事業入札で、中国当局が資金を提供した別の連合体を打ち負かし、同国通信市場への参入を承認されたことがわかった。
2021/05/24

ミャンマーで中国企業によるレアアースの違法採掘 先進諸国、脱中国依存へ

シンガポール共同によると、2月にミャンマーでの軍事クーデター以降、中国企業による違法採掘が急増しており、ミャンマー国軍は欧米からの制裁により経済状況が深刻になっているために許可したという。
2021/05/22

中共によるウイグル人弾圧は「ジェノサイド」 リトアニア議会が認定

5月20日、バルト三国のリトアニア議会は中国・新疆ウイグル自治区におけるウイグル人の状況について、ジェノサイドとして認定する決議を賛成多数で可決した。同決議はまた、中国共産党に対し香港版国家安全法を廃止するよう呼びかけた。リトアニアはカナダ、イギリス、アメリカ、オランダに続いてジェノサイド認定した5番目の国家となった。
2021/05/22

カナダP4実験室の感染症学者が中国軍研究者と共同研究 元情報官「非常識」

カナダで唯一のバイオセーフティーレベル4実験室(P4実験室)を有する国立微生物学研究所(NML)の感染症学者7人が、中国軍の研究者とエボラ出血熱やラッサ熱、リフトバレー熱などの感染症に関する共同実験を行い、2016~20年までに6本の研究論文を共同執筆していた。20日付のカナダ紙グローブ・アンド・メールが報じた。
2021/05/22

中国の雲南省・青海省で地震 死者も

米地質調査所(USGS)によると、中国南西部・雲南(Yunnan)省で21日深夜、マグニチュード6.1の地震が発生した。また、中国北西部・青海(Qinghai)省では22日未明、マグニチュード7.3の地震が発生した。
2021/05/22

明慧報告「法輪功迫害20年」が高評価 米ベンジャミン・フランクリン賞を受賞

米独立書籍出版協会 (IBPA)は5月14日、オンラインの授賞式で、明慧出版社が刊行した英語書籍『明慧(ミンフイ)報告:中国本土における法輪功迫害の20年(以下、明慧報告)』が、ベンジャミン・フランクリン賞シリーズのビル・フィッシャー賞最優秀デビュー作部門で銀賞を受賞したと発表した。
2021/05/21

日本は軍事力を増強すべき=岸防衛相 中国の軍拡に危機感

岸信夫防衛相は19日、日本経済新聞の取材に対し、日本は「抜本的に異なる速度」で軍事力を増強しなければならないと述べた。また、防衛費のGDP比1%の枠を見直す考えも示した。その背景には、中国共産党政権の軍備拡張により、日中間の軍事バランスが年々中国側に傾いていることへの危機感がある。
2021/05/21

中国によるシエラレオネ接近 深刻なオーストラリア資源依存の表れか

5月7日、中国国家主席習近平氏とシエラレオネ大統領と電話会談を行った。習近平氏は中共ウィルスパンデミックにおいて、西アフリカの国と協力すると約束し、両国は「互恵的な協力関係を拡大すべき」と強調した。いっぽう、中国政府とシエラレオネ政府は5500万ドル(約59.9億円)で、シエラレオネの100ヘクタールの浜辺と保護された熱帯雨林を買収すると契約した。
2021/05/21

「今国会中に非難決議の成立を」民族団体らが国会前で集会

今国会が会期終盤に入るなか、中国共産党による人権弾圧を非難する国会決議の成立を求める抗議活動が19日、国会議事堂前で行われた。チベット、ウイグル、南モンゴル、香港、そしてミャンマーの人々など約300人(主催者発表)が参加した。
2021/05/19

アップルが中国当局に妥協か 中国人ユーザー個人情報の管理権譲る=米メディア

米紙ニューヨーク・タイムズ17日付の調査報道によると、米IT大手アップルが中国側の要求に従い、「1989年天安門事件」「チベット独立」「台湾独立」など、中国当局が禁止する用語を含むアプリを削除した。さらに、中国人ユーザーの個人情報を中国国営企業が運営するサーバーに保存し、管理権を譲った。
2021/05/19

中国当局、滴滴出行など配車企業10社に聞き取り・指導 民営企業への締め付け強化か

中国交通運輸部(省)や国家インターネット情報弁公室などの8の政府機関は14日、滴滴出行や美団打車など配車サービス企業10社に対して、聞き取りを行い、行政指導を行ったことがわかった。
2021/05/18

中国当局、文革55周年記念イベントを禁止 賛否両論に警戒か

1966年5月16​日、党中央政治局拡大会議は「中国共産党中央委員会通知」(五一六通知)を通過し、10年に及ぶ文化大革命が正式に始まった。55周年記念日にあたる16日、北京で文化大革命を支持する左派団体が記念イベントを予定していたが、市政府に禁止されたことがわかった。文化大革命をめぐる議論の高まりを回避する当局の狙いだとみられる。
2021/05/18

世界法輪大法デー、日本地方議員から祝辞

神奈川県逗子市議会議長兼SMGネットワーク臓器移植を考えるの全国地方議員会代表人である丸山治章氏と全国地方議員18人とともに、「世界法輪大法デー」の祝辞を述べた。
2021/05/18

中国、人口調査データに改ざん疑惑 「12億6千万人」との計算も 専門家「史上最悪」と批判

10年に一度実施される中国国勢調査の結果が、1カ月遅れの5月11日にようやく発表された。このデータによると、中国の人口は14億人を超え、低成長を続けている。しかし、矛盾や不整合が多く見つかり、「大幅な水増し」「史上最悪」の国勢調査データと批判されている。
2021/05/18

日本に留学中の娘が重病 中国人権派弁護士、出国許可されず 

北京の人権派弁護士である唐吉田氏は、多くの人権課題を請け負ったことで、中国共産党当局から弁護士資格を剥奪され、10年以上に渡り出国を制限されている。5月初旬、日本に留学している唐氏の娘が肺結核を患い入院したとの話を受けて、唐氏は日本訪問ビザと出国許可を当局に申請した。唐氏は早急な手続きを求めているが、北京当局は「検討中」としている。
2021/05/17

ABCD包囲網に類似の状況 中共の脅威に直面し、結束するクアッド=日本の専門家

日本や米国を含むインド太平洋地域における中国共産党の覇権主義の影響力が拡大する中、自由と民主を支持する国々の連帯が強まっている。日本の専門家は大紀元英語版の取材に対して、地域の経済と安全保障の協力枠組み「日米豪印戦略対話(クアッド、Quads)」は、平和と安全を確保する既存ルールの維持のために、結束は強化されていくだろうと語った。
2021/05/17

豪首相、豪中の潜在的軍事衝突への備え呼びかける ダットン国防相の発言支持

スコット・モリソン豪首相は同国国防相に支持を表明し、中国との潜在的な軍事衝突への備えを呼びかけた。
2021/05/15

米国務省、昨年 法輪功学習者83人死亡 6千人以上拘束=報告書

中国当局による過去1年間の法輪功学習者に対する迫害で、83人が死亡し、6000人以上が逮捕および拷問され、600人以上は不法に刑を宣告されたと米国務省が公表した最新の報告書の中で記録された。
2021/05/14

米政府、中国公安省高官子弟のビザ不発給 制裁措置の一環か

中国外務省の華春瑩報道官は13日の定例記者会見で、米政府が米入国を希望する中国公安部(省)などの高官の子弟の査証(ビザ)申請を却下したことを明らかにした。
2021/05/14

中共紙編集長、台湾関与なら豪本土にミサイル打ち込むと威嚇 豪専門家「大使追放を」と非難

中国共産党機関紙・人民日報傘下のメディア「環球時報」の編集長は5月7日、中国SNS微博(ウェイボー)で、オーストラリアが台湾を守るために軍隊を派遣すれば、中国はオーストラリア本土にミサイルを打ち込むべきだと主張した。豪専門家からは、こうした中国共産党の論調は「物理的な暴力の脅威」であり、駐豪中国大使の追放を検討するよう促す意見も出ている。
2021/05/13

対立深まる豪中関係 一戦交える可能性も=豪少将

豪中関係の対立が深まるなか、軍事衝突の可能性を指摘する声が豪軍から上がっている。豪特殊作戦部のアダム・フィンドレイ少将が4月に兵士に向けた演説の中で、中国とオーストラリアはすでに「グレーゾーン」の戦争を始めており、将来的には中国と実際に衝突する可能性もあるため、計画を立てなければならないと述べた。豪日刊紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」(The Sydney Morning Herald)が5月4日に報じた。
2021/05/13

米アップル、サプライヤー7社がウイグル人の強制労働に関与=報道

米メディア「インフォメーション(The Information)」が10日に公表した調査報告書によると、ハイテク大手アップル社に部品などを提供するサプライヤーのうち、7社がウイグル人の強制労働に加担している。
2021/05/12

中国成都市、高校生が校内で不審死 監視カメラ映像公開せず 市民らが抗議

中国四川省の男子高校生が9日、校舎内で転落し死亡した。学校は遺族に、死亡当時の校内の監視カメラ映像の提供を拒み、市当局も2日内で調査を終了した。「生徒が個人的な理由で自殺を図った」と結論づけた。遺族や市民は、学校や当局の対応に強く不満を示し、真相究明を求めている。
2021/05/12

ヒョウ3頭脱走 動物園が情報隠す 1頭は今も捕獲されず=中国杭州

浙江省杭州市の野生動物園から4月下旬、3頭のヒョウが脱走し、そのうち1頭は今も見つかっていない。動物園は当初、収益に影響するとの理由で、事実を公表しなかった。各方面から圧力を受け、5月7日に初めて発表した。
2021/05/12

北京の医師、中国のがん治療の闇を暴露 「過剰治療が横行」

北京大学第三病院の腫瘍内科医である張煜(チョウ・イウ)氏は先月、中国のがん(悪性腫瘍)治療業界の闇を暴露し、話題となった。
2021/05/11

米制裁で窮地か ファーウェイ幹部「出荷できない」現状明かす

中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)が、米トランプ前政権が発動した制裁措置によって大きな打撃を受けている。同社の常務取締役兼コンシューマー・ビジネス・グループ(CBG)最高経営責任者(CEO)の余承東氏は4月30日、SNSのウィーチャットに投稿し、「米国による4回の制裁は、ファーウェイを製品の出荷ができなくなるまで追い込んだ」と嘆いた。
2021/05/08

中国「戦狼画家」、G7外相らを八カ国連合軍と揶揄 集合写真をパロディ化

中国当局の政治宣伝に協力するCG画家で、中国版ツイッター、微博(ウェイボー)で作品を投稿している「烏合麒麟」は7日、G7(主要7カ国)外相会合を、まるで120年前の八カ国連合軍だとやゆし、パロディ化したCG写真を新たに公開した。
2021/05/08

中国、19年CO2排出量が世界の27% 30年間で3倍以上拡大

米シンクタンクのロジウム・グループ(Rhodium Group)が6日に発表した報告書で、2019年に中国が排出した温室効果ガスは、世界全体の27%を占め、経済協力開発機構(OECD)加盟国の合計排出量を初めて上回ったことがわかった。
2021/05/07

【独占インタビュー】経済か人権か、日本は選択を迫られている 長尾敬衆議院議員

「日本はいま、経済か人権かの選択を迫られている」。大紀元の取材に対し、長尾敬衆議院議員は日本の切実な現状を述べた。長尾議員はかつてビジネスマンとして中国に返還された直後の香港に赴いたことがある。巷にあふれかえる共産党のプロパガンダを目の当たりにし、驚きを隠せなかったという。独裁的なイデオロギーと残酷な統治手法を国外へと輸出し続ける中国共産党政権に対し、日本はどう対処すべきなのか。大紀元は日本が直面する喫緊の課題について意見を伺った。
2021/05/07