スイス、人体標本展を中止「法輪功学習者の可能性」倫理団体から苦情

スイスのローザンヌで10月19日から開かれる予定だった人体標本展について、市当局は中止を決めた。倫理団体は、展示遺体は拷問により死亡した、中国共産党政府が厳しく弾圧する法輪功の学習者である可能性が高いとして、苦情を申し立てていた。
2018/10/18

韓国で観測されるPM2.5、中国由来が主 多くて8割=韓国気象専門家

朝鮮半島は冬季に差し掛かる秋に、中国からの大気汚染の影響を被る。韓国では10月中旬からPM2.5の濃度が高くなり、一部の人には長時間の屋外活動の停止を推されるレベルに達した。韓国の気象学者によると、滞留するスモッグは国内由来だが、偏西風にのり流れてきたスモッグは主に中国からだとしている。
2018/10/18

中国、9月CPIが2.5%上昇、「実態を正確に反映せず」=米WSJ

中国国家統計局が16日、9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.5%上昇と発表した。CPI上げ幅が4か月連続で加速した。当局の発表では、9月のCPI上昇率が8月の2.3%よりやや拡大したと示したが、中国市民は生活コストが急騰していると指摘した。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が16日報じた。
2018/10/17

「中国の軍病院は一晩10数回の移植手術」患者家族が明かす

中国北京で腎臓移植手術を2年間で2回も受けた患者の家族が最近、大紀元に対し、中国移植産業の闇について語った。2回目の手術も失敗し、家族は「機能しない臓器が移植された」として病院を相手取り裁判を起こした。
2018/10/16

米議会委員会、IOCに北京五輪開催の再考求める 中国人権に問題

米国の中国問題に関する連邦議会・行政府委員会(CECC)は10月10日に発表した中国の人権に関する年次報告書で、「文化大革命以来、最悪のレベル」と指摘した。委員長のマルコ・ルビオ上院議員は、国際オリンピック委員会(IOC)に対して2022年冬季の北京大会の開催の再考を求めている。
2018/10/15

「反中記事が数時間で削除」アフリカでメディアの自己検閲進む=米コラムニスト

米ニューヨーク市に活動拠点を置くジャーナリストのアザッド・エッサ(AZAD ESSA)氏は9月中旬、米誌フォーリン・ポリシーへの寄稿で、自身の体験に基づき、アフリカで報道機関の自己検閲が進んでいると指摘した。近年中国当局のアフリカへの投資拡大によって、アフリカ各国のメディアにおける当局の影響力が高まったことが主因だという。
2018/10/15

「職業訓練だ」中国、新疆ウイグルの収容施設を合法化

新疆ウイグル自治区には、中国共産党政府が建設した隔離施設に100万人以上が拘束されており、国際的な批判が相次いでいる。これに反して現地当局は、施設を合法化するとの規則を最近、発表した。
2018/10/12

中国のスパイチップ問題 30社被害か 米議員がハードウエア会社に説明求める

米ブルームバーグはこのほど、中国当局の情報機関が、米コンピューター・サーバー製造大手スーパーマイクロ・コンピューター(以下、スーパーマイクロ)の中国下請け企業に対して、サーバー向けマザーボードにハッキングを可能にするマイクロチップを埋め込むよう指示したと報道した。これを受けて、米上院議員2人がスーパーマイクロ宛てに、さらなる情報提供を求める書簡を出した。
2018/10/11

【動画】山東省で退役軍人と警察隊が衝突 負傷者も

10月に入ってから、山東省平度市で元軍人による抗議デモが行われた。9日、現地の警察当局は催涙弾を発射するなどデモを鎮圧した。
2018/10/11

ペンス米副大統領が演説 中国共産党への強硬姿勢 鮮明に

ペンス米副大統領は4日、シンクタンクのハドソン研究所で行った講演で中国当局を非難した。50分間におよぶ講演では、副大統領は米中関係の変遷に言及し、中国共産党政権が長い間、米国内で浸透工作を行い、米社会に様々な問題と脅威をもたらしたと指摘した。中国軍による挑発行為、中国国内に起きている宗教迫害、当局の「一帯一路」経済圏構想による「債務外交」にも触れた。
2018/10/06

中国が朝鮮半島にとって最大の脅威=ソウル大が世論調査

韓国のソウル国立大学が実施した最近の世論調査によると、中国共産党政府が、南北朝鮮の平和にとって最大の脅威だと認識していることが明らかになった。
2018/10/05

欧州議会、ウイグル人とカザフ人に対する大規模拘束を批判する緊急決議案を可決

欧州議会は10月4日、中国共産党政府が新疆ウイグル自治区で、ウイグル人とカザフ人を対象に大規模な拘束を行っていると非難し、ただちに収容施設から解放するよう求める緊急議案を可決した。フランス国営放送(RFI)が同日に報じた。
2018/10/05

爆買いに打撃 中国税関の摘発強化に個人輸入業者が不満噴出

海外で買い物サービスを請け負う代理購入者は、各地の税関で一定量以上の商品を持ち込んだとして罰金を課せられた、と相次いでインターネットに投稿した。海外の爆買いブームを長い間けん引してきた同サービスへの摘発は、爆買いに打撃を与えるとの見方が出ている。
2018/10/05

中国サイバー攻撃集団を暴く謎の組織「Intrusion Truth」

中国との繋がりを疑われているハッカー集団を暴く匿名の組織「Instrusion Truth」(侵入の真相)が今、注目を集めている。
2018/10/04

中国船40メートルの異常接近 米軍が写真公開 

9月30日、米海軍艦船が自由な航行作戦に基づき南シナ海公海で航行していたところ、同海域のほぼ全地域の主権を主張する中国軍艦船が、異常接近した。米海軍によると、両船の距離は40メートルまで迫ったという。米海軍は10月2日、最接近時の写真を公開した。
2018/10/04

スウェーデンの番組、「中国当局に謝罪しない」 中国人マナー問題をめぐって

スウェーデン国営テレビ放送「スウェーデン・テレビ」のニュースキャスター、イェスペル・ロンダール氏は現地時間28日放送された番組において、21日中国人のマナー問題を取り上げた番組内容が一部の中国国民を傷つけたと謝ったが、言論の自由を尊重しない中国当局に謝罪しないと述べた
2018/10/02

吉林省、豊漁を偽装 習近平氏も騙された?

25日から28日まで東北三省(黒竜江、吉林、遼寧)に訪れた中国国家主席・習近平氏は、吉林省松原市の査干湖で漁の様子を視察した。中国国営中央テレビ(CCTV)の報道で、大きくて活きの良い魚が大漁する光景が映り出された。しかし、「豊漁」の実態は間もなく暴露された。
2018/10/01

香港共産党が結党宣言するも「茶番」の可能性 

中国当局の任命を受ける香港政府は24日、国家の安全と公共の安全に関わるとして、政治団体「香港民主党」に対して活動禁止を決定した。1997年中国返還後、初めてのことだ。いっぽう、24日当日、「香港共産党」と名乗る政治団体がフェイスブック上で、香港政府保安局局長あてに結党の書簡を提出したと書き込んだ。
2018/09/28

中国、出生前診断のミスで健常胎児1.5万人が中絶か

中国のインターネット上ではこのほど、日本にも進出している中国ゲノム解析・バイオ大手の華大基因科技有限公司(BGI)に関する告発が注目されている。BGIは、妊婦の血液を検査し、胎児が障害の可能性があるかどうかがわかる新型出生前診断(NIPT)のサービスを提供している。しかし、同社の診断技術では「ダウン症候群」などの疑いを見つかった胎児のうち、健常の胎児も含まれていると指摘された。
2018/09/27

中国念頭に 市場歪曲にどう対抗するか協議 WTOルール見直し=日米EU貿易会合

施行経済産業大臣は9月25日、ニューヨークで米欧の貿易担当代表と共に、日米EU三極貿易大臣会合に臨んだ。中国を念頭にした強制技術移転、国有企業の政府補助金問題を改めて非難し、世界貿易機関=WTOのルール見直しを協議した。
2018/09/26

中国政府系メディア、米地方紙にトランプ批判広告掲載 選挙介入の恐れ

中国政府系英字紙・チャイナデイリーは23日、米アイオワ州地元紙にトランプ大統領批判の広告記事を掲載した。米の外国代理人登録法(FARA)に基づいて、「外国の代理人」として登録されたチャイナデイリーによる米有権者向けの宣伝は、「選挙への外国の介入」に当たる恐れがある。貿易摩擦で米中関係が対立するなか、専門家は「火に油を注ぐ愚行」だと批判した。
2018/09/26

「ZTEの二の舞か」欧米、世界最大手の中国監視カメラ企業を制裁の動き 

深刻な人権侵害をもたらす中国の監視システムに亀裂が入ろうとしている。世界最大手の監視カメラメーカーが米国の制裁対象企業となる可能性がある。報道により、同社の株価は24日までの2週間で29%下落した。投資家は「ZTEの二の舞か」とささやいている。
2018/09/25

ザンビアで反中デモ 中国融資が経済を圧迫

南アフリカの国・ザンビアの首都ルサカで9月24日、反中国デモが発生した。現地紙サンデイ・タイムスによると、デモ参加者は、中国共産党の影響力が国内で広がるだけでなく、過剰な融資が国の脆弱な経済をさらに悪化させることに懸念を抱いている。
2018/09/25

息をひそめ書いたSOSレター 「悪の巣窟」馬三家労働所から 手紙主が伝えたかったこと

一年前の中秋節、2017年10月1日。バリ島の病院で、法輪功学習者の孫毅さんが死亡した。残酷な拷問を加えることで悪名高い中国の収容所から窮状を伝え、世界に人道犯罪を暴露した、SOSレターの書き手だった。
2018/09/25

トップ女優の拘束、ジャック・マーの勇退…共産党の俎上の魚でしかない成功者たち

約100日間も消息が途絶えている中国のトップ女優、ファン・ビンビン。彼女の安否に注目が集まる一方、巨額の脱税疑惑で当局に拘束されているとの報道もある。一部の専門家は、脱税は口実にすぎず、米中貿易戦や国内の経済状況が悪化が、彼女の失踪の背景にあると分析する。当局は、芸能人や富豪から資産を狙い、押収することを考えているという。
2018/09/22

欧州委、アジアにインフラ計画 「一帯一路」の実質対抗案

欧州委員会は9月19日に、アジアで輸送、エネルギー、デジタルインフラ整備を強化する投資計画を発表した。EUは否定するものの、英メディアでは、中国が世界に広げる現代版シルクロード構想「一帯一路」の実質的対抗案と呼んでいる。
2018/09/21

米、第3弾の対中関税を発表 中国ネット「最後までやれ」と歓迎

米通商代表部(USTR)は17日、2000億ドル相当の中国製品に対して10%の関税を課すると発表し、24日付で発動するとした。税率について、年末には25%に引き上げられる。
2018/09/20

インド、韓国 5G通信で中国ファーウェイとZTE拒否 米豪に次いで

次世代の無線通信技術5Gは、製造、医療、輸送などあらゆる業界に革命を起こす重要な最新技術だ。経済活動に欠かせない技術になるとみて、各国は早期の設置を急いでいる。同時に、大手通信企業の市場占有レースも始まっている。
2018/09/19

名作「民衆の敵」南京公演中止 中国の世相反映か

イプセンの名作「民衆の敵」が当局への批判に繋がりかねないとして、南京市での公演は中止となった。米国やドイツの複数のメディアが報じた。
2018/09/14

安倍首相が来月訪中へ 日中関係に真の「改善」はあるか

ロシア極東ウラジオストクで開催されている「東方経済フォーラム」に出席した安倍晋三首相と中国の習近平国家主席は12日、首脳会談を行った。両首脳は、10月中旬の安倍首相の中国訪問について調整を進めることで意見が一致した。実現すれば、安倍首相は、日本の内閣総理大臣として2011年以降、約7年ぶりの訪中となる。
2018/09/13