【寄稿】引導渡される川勝知事 中国共産党への忖度は「有徳」なのか

辞任の意を表した川勝平太・静岡県知事は、ついに自らの与党会派からも引導を渡されようとしている。自らの出世栄達のために自民党の権力者や保守言論人に接近し、中国共産党に右顧左眄する。これのどこが「有徳」なのだろうか。
2024/04/03 三枝玄太郎

【寄稿】軍拡の中共VS軍縮の米国 現状維持で東アジアの平和を保てるのか

中国経済の崩壊が明白になりつつある中、その国防費は前年度比7.2%増の1兆6655億元(約34兆8000億円)を計上した。世界各地に注意力を分散されている米国は局地的な劣勢に陥る可能性があり、日本の安全保障が大きく脅かされている状況だ。
2024/03/25 鍛冶俊樹

【寄稿】日本の再生エネルギー政策が中国に牛耳られている実態

内閣府の審議会「再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース(TF)」がある珍事に揺れている。この審議会のメンバーである大林ミカ氏の提出資料に中国の企業のロゴの透かしが入っていたのだ。
2024/03/24 三枝玄太郎

気候変動問題、世界からズレる日本 「化石賞」騒ぎから考える

報道関係者には、日本政府や企業を、無意味におとしめることはやめ、プロとして人々を唸らせる報道をしてほしいと願うが、それがなかなか実現しない。気候変動問題、そしてそれに密接に関係するエネルギー問題での、日本のメディアのバイアス(偏向)を警戒して、私たち日本国民は情報を触った方がいいようだ。
2024/03/19 石井孝明

【寄稿】セキュリティー・クリアランスとスパイ工作 ハニトラは防げるのか?

セキュリティー・クリアランスの調査項目にハニートラップは入っていない。これではハニートラップに許可証を与えているも同然だ。政府3役が対象外になっているのも、特定秘密保護法の前例に倣ったものなのだが、ザル法のそしりは免れまい。
2024/03/18 鍛冶俊樹

【寄稿】ウクライナ軍総司令官解任の真相 東部戦線の勝負の行方とは

2月8日、ウクライナ軍のザルジニー総司令官が解任された。今後のウクライナ戦争の情勢はどのようになるのか。これまでのウ軍と露軍の兵員管理から紐解いていきたい。
2024/02/19 鍛冶俊樹

【寄稿】中国海軍、台湾封鎖で兵糧攻めの恐怖 「台湾を救えるのは日本だけ」

1月22日、米戦略国際問題研究所(CSIS)が台湾問題に関する調査結果を公表した。中国軍による台湾の海上封鎖の恐れが高まっているとし、日本が台湾有事において期待されている役割を果たせるかが重要なポイントになるという。
2024/02/07 鍛冶俊樹

「まるで要塞」…堅牢な東海第二発電所の安全対策を取材

日本原子力発電の東海第二発電所(茨城県東海村、東海第二)の安全対策工事を23年末に取材した。大規模工事によって、発電所の安全が高まっている。1月の能登半島地震では、北陸電力志賀原発について、何も起きていないのに「危険だ」と訴える声が挙がった。原子力やエネルギー問題について、一部の人のリスク感覚がおかしくなっているのではないかと疑問に思ってしまうような出来事だ。工事の進捗とその影響について詳述し、リスクと日常生活との関連性を掘り下げたい。
2024/02/05 石井孝明

能登半島地震 災害のたびに沸く…原発デマのつぶし方

2024年は東アジアで、台湾、朝鮮半島での戦争が起きかねない危険な状況になっている。デマやその背後にある日本への攻撃に反撃する、言論戦での仕組みづくりが必要だ。しかし、平和ボケの日本政府にそれを期待するのは難しい。日本の安全保障が心配だ。
2024/02/01 石井孝明

【寄稿】蠢動する北朝鮮の背後にある悪の枢軸

北朝鮮情勢を語る上で、中朝露の三角関係を考慮せずにはいられない。北朝鮮が領土的野心をあらわにし、イランも核開発を加速させるなか、世界情勢のきな臭さは一段と増している。
2024/01/29 鍛冶俊樹

【寄稿】金正恩の地震見舞いに隠された意図とは イランと北朝鮮の連携と米戦略の崩壊

誰が見ても北朝鮮が日本の味方ということは絶対にありえないから、何か裏があると勘ぐるのが自然な感覚であり、北朝鮮からの電報については無視するのが正解なのだ。
2024/01/16 鍛冶俊樹

【寄稿】このまま有事を迎えられない 「真に戦える」自衛隊作るために今必要なこと

防衛費は増額されたが、自衛隊は現場のまま「真に戦える」のだろうか。隊員にも家族や友人がいる。安心して戦うために今必要なこととは。
2024/01/13 鍛冶俊樹

【寄稿】2024年は史上最大の選挙イヤー…日本への影響はいかに

今年は世界的に見て重要な選挙が目白押しだ。世界の主要国が運命の岐路に立ち、諸国民は「親米・親中」の究極の選択を迫られる。果たして、日本はどのような影響を受けるのだろうか。
2024/01/10 鍛冶俊樹

【寄稿】通信障害の背後で暗躍する中共サイバー部隊 日本の経済と国民生活に直接的な影響

現代戦争では最前線で銃弾が飛び交う前に、まず「銃後」の国民生活に打撃を加えようとする戦略が実行されている。中国共産党がその最たる例であり、サイバー攻撃や世論戦、心理戦を繰り広げて相手国の内部を掻き乱す。
2023/12/18 鍛冶俊樹

【寄稿】北朝鮮衛星打ち上げの不可解な要素 背景に米中朝露のパワーゲーム

北朝鮮が立て続けにロケットを打ち上げる背景には、中露という「悪の枢軸」と米国との熾烈な駆け引きがある。大国間のパワーゲームを理解することで、北朝鮮の核・ミサイル問題の本質を見定めることができる。
2023/12/05 鍛冶俊樹

【寄稿】中共に電力供給抑えられたフィリピン、ボタン一つで停電も…日米、原発と経済援助で助け舟

フィリピンの送電システムは中国人が遠隔操作しているという。これに対し同国野党は「中国はボタン一つでフィリピンの経済活動を麻痺することが出来る」との懸念を示している。
2023/11/26 鍛冶俊樹

【寄稿】北朝鮮ミサイル発射停止から2か月…沈黙の背景 中露が握る“北のミサイルカード”とは

北朝鮮はこの2か月、ミサイルなどを全く発射していない。この不気味な沈黙は何を意味するのか?
2023/11/17 鍛冶俊樹

【寄稿】謎に包まれた中露首脳会談、台湾侵攻とも関係か 北朝鮮がミサイル「連打」する訳とは

18日にロシアのプーチン大統領と中国の習近平主席が北京で会談した。軍事ジャーナリストの鍛冶俊樹氏は、北朝鮮問題と、台湾問題について話し合ったのではないかと考えている。
2023/10/19 鍛冶俊樹

【寄稿】中共がほくそ笑むハマスの暴挙 世界大戦への導火線となるか

ハマスによるイスラエル攻撃とナゴルノカラバフ紛争は世界の常識を変えつつある。中朝露イランなどは結束を強め、欧米諸国は世界各地で起きる紛争の対応に追われている。独裁国家に囲まれた日本はどう行動すべきか。
2023/10/12 鍛冶俊樹