8月5日に五輪大会開催を控えるブラジルでは、ジカ熱や警察官のストライキなどの不安要素に次いで新たな問題が生じた。このほど、ブラジル人研究者が、2013年~14年までリオデジャネイロの海岸で採集した海水から、抗生剤に強い耐性を持つ「スーパー耐性菌」の「カルバペネム耐性腸内細菌(CRE)」を検出した。このスーパー耐性菌が人の健康にどのような影響を与えるのかはまだ不明で、今後研究を進めていく必要があるとされた。
2016/07/08
中央および南アメリカ大陸とカリブ海地域で感染が拡大しているジカ熱。妊婦が感染すると胎児が小頭症を発症する危険性はあるものの、それ以外の場合は感染しても重篤な症状を引き起こすことはないと考えられていたが、専門家の最新の研究によると、ジカウイルスがギランバレー症候群を発症させる可能性がある。
2016/03/02
米疾病予防管理センターは23日、米国内で新たに発症したジカ熱感染者全14人に対し調査を進めているなか、全員が性交渉を通じて感染した可能性が高いと発表した。
2016/02/25
中南米を中心に流行っているジカ熱は、熱帯に生息するネッタイシマカなどの蚊に刺されることで感染するとされてきたが、米当局の発表では、このほど同国内で性交渉により感染した患者が初めて見つかった。
2016/02/04