【大紀元日本12月6日】雨降って地固まるの喩えは、すぐれた神話的思考の名残です。11月の花札は「雨」札でした。雨札の後に12月の桐札がきます。桐は鳳凰の止まり木なので、セットの図柄になっています。
2007/12/06
【大紀元日本11月1日】11月の花札は通称「雨札」。柳に雨の風情が心なしかリリカルです。20点札は小野道風が番傘を差し、柳に飛びつくカエルを眺めています。10点札は柳にツバメの図柄。5点札は赤短冊。
2007/11/01
奥山に 紅葉(モミジ)踏み分け 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋はかなしき「古今集(猿丸大夫)」 【大紀元日本10月3日】一千億夜の昼の静けさを包んで、深山(みやま)を引き裂くように鹿の声が走ります。白鹿の
2007/10/03
【大紀元日本9月7日】心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花 (百人一首) 菊の花言葉は高貴。菊月は9月の美しい呼び名。「菊に盃」が10点札。「菊に青短」が5点札。盃はチョコとも
2007/09/07
月追えば 花芳しく 雁渡る 【大紀元日本8月2日】20点札の絵柄は「ススキに明月」。10点札は「ススキに雁」。カス札には「薄が原のお山」がこんもりと描かれて、虫の音(ね)が寂として聞こえてきます。 お
2007/08/02