緑茶に含まれるカテキン類は、心血管系のリスクを低減する働きがあります。カテキンをより多く(1日あたり583mg)、12週間連続で摂取した人は、対照群(カテキン1日あたり96mg)に比べて、体重、体脂肪量、ウエスト周囲径、ヒップ周囲径、内臓脂肪面積、皮下脂肪面積がより減少することが明らかになっています。また、収縮期血圧やLDLコレステロール(=悪玉コレステロール)の低下も前者の方が大きくなっています。
地中海食は、ダイエット、心臓保護、糖尿病や認知症などの慢性疾患の予防に最適な総合的な食事として認識されています。また、改良された「グリーン地中海食」は、多くの慢性疾患の原因である内臓脂肪を取り除くのに効果的です。