民衆の不満や怨念が渦巻く中国で、「包拯ゆかりの景勝地」の代わりに「万里の長城で泣く」のもアリ?」千年以上も前の宋代に実在した清廉潔白な名裁判官(包拯・ほうじょう)に泣きつくことで、中共の不条理と:理不尽を天に訴えている。きっともうすぐ、天にその思いは届くに違いない。
中国でまたしても、千年前実在の清廉潔白裁判官「包拯」に泣きついた市民が警備員によって阻止された。
このほど、中国の庶民の間で、宋代に実在した名裁判官「包拯(ほうじょう)」を祀った廟である包公祠や包拯の墓に跪いて拝み、ひたすら「自身が受けた冤罪や不公正な扱いによる被害」を泣きながら訴えることが一種のブームとなって巻き起こっている。
北宋時代の有名な裁判官・包公が、社会秩序が崩壊し、ますます混迷する今の中国において「特別な意味」をもつ存在になっている。