「私たちの人生はまるで一冊のコミックのようだ」。こう語るのは、スターウォーズの漫画化を手がけ、数々の賞に輝いたアメリカン・コミック作家の大雄(DaXiong、ダーション)氏。次のページに何が待ち受けているのか、主人公自身も知らない――そんなワクワク感と冒険心が、人生という一冊の「漫画本」に詰まっているという。
米メディア賞として名誉あるピーボディ賞に推薦された長編アニメ「長春- Eternal Spring」が、8月17日、広島県立美術館の講堂で上映される。同作品は東京で5月末に日本では初めて封切られ、評論家、政治家、アーティストらから高評を得た。
長編アニメーション・ドキュメンタリー映画『長春 -Eternal Spring』の上映会が東京で開催され、大きな反響を呼んた。本作は、2000年代初頭の中国・吉林省長春市で起きた法輪功弾圧下の実際の出来事を描いている。本作を鑑賞した水墨画家の宇宙大観氏から感想を聞いた。
「もし日本の漫画に出てくるようなキャラクターだったら、こんな危険な目に遭わずに済んだはずだ。でも残念ながら、ぼくたちはスーパーサイヤ人ではない」と冗談交じりに語るも、大雄(ダーション)氏の瞳には堅い信念が映っていた。
現代メディアのタブーを斬る秀作『長春―Eternal Spring』が5月31日、本邦で初めて上映される。実話をベースに作られたストーリーは欧米諸国で感動を呼び、26の賞に輝いた。