中国(共産党)のM2(貨幣供給量)は、すでに約300兆元(約6282兆円)に達している。通貨による債務は増加の一途を辿りながら、GDPの成長率は着実に下降し、インフレはほとんど見られない。
中国国家統計局は16日、1~3月期(第1四半期)の国内総生産(GDP)は前年同期比で18.3%増加したと発表した。中共ウイルス(新型コロナウイルス)のパンデミックで世界各国の経済が減速するなか、中国の「一人勝ち」の印象が付けられた。しかし、アナリストは中国GDP成長率拡大の裏に、「投資主導、信用拡大、債務急増がもたらしている深刻な金融リスクがある」と警告した。
2021/04/20
中国人民銀行(中央銀行)が発表した中国の10月のマネーサプライM2伸び率は前年比で8.8%となった。1996年集計開始以来の最低数値となった。9月の伸び率は11.6%だった。
2017/11/14
中国大中都市不動産市場が昨年半ばに再び過熱化した。その後、上海市や北京市などの大都市や南京市など中型都市でも、地方政府は次々と抑制政策を打ち出した。過去十数年において、中国当局は数回大規模な不動産バブル抑制措置を実施したが、しかし価格は上昇し続けてきた。中国不動産市場調査会社「中国指数研究院」が発布する「百城価格指数走勢」(100都市の住宅価格指数推移)では、観測されている100の都市の新築住宅価格指数は2010年6月時点では約9000ポイントだったが、16年6月には約1万2000ポイントとなった。
2017/04/01
中国人民銀行の周小川・総裁は2月26日と27日中国上海で開催された20カ国・地域(G20)財務相および中央銀行総裁会議の直前に行われた記者会見において、中国および世界経済の現状から、人民銀行の通貨政策は「穏健でやや緩和的」と発言した。
2016/02/29
【大紀元日本6月14日】中国政府当局は8日と9日、相次いで発表した5月の主要経済指標が弱いことから、中国経済鈍化が当面続き、第2四半期(3~6月期)の国内総生産(GDP)伸び率は楽観視できないとみられ
2013/06/14
世界金融大手の英スタンダードチャータード銀行はこのほど発表した研究レポートで、中国の広義マネーサプライ(M2)は過去5年間で約146%増加し、2011年末時点でのM2残高は85兆2000億元(約13兆
2012/04/30