[ハノイ 12日 ロイター] – ベトナム税関総局(GDC)が12日発表した上半期の貿易収支は15億9000万ドルの黒字となり、政府予想(4300万ドルの赤字)に反して黒字を記録した。長引く米中貿易摩擦の恩恵を受けた。
上半期の輸出は前年同期比7.2%増の1225億3000万ドル。米国向けは27.4%、韓国向けが16.8%それぞれ増加した。
上半期はサムスン電子<005930.KS>製を中心とするスマートフォンが最大の輸出品目で、3.9%増の235億ドルだった。このほか、電子機器や衣料などが主要品目となった。
6月単月の貿易黒字は19億3000万ドルで、政府予想の4億ドルを上回った。6月の輸出は前月比2.2%減の214億3000万ドル、輸入は同15.9%減の194億9000万ドルだった。
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