[香港 6日 ロイター] – 香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は6日、政治的な混乱の解決に向けて政府が今週示した措置は最初の一歩だとした上で、危機的状況をすぐには解決しないとの見解を示した。
訪問先の中国の広西チワン族自治区で述べた。
また、格付け会社フィッチ・レーティングスによる香港格付けの引き下げについて、同意しないと語った。
行政長官は4日、中国本土への容疑者の引き渡しを可能とする「逃亡犯条例」改正案の正式撤回を表明した。しかし、遅きに失した対応で事態収拾には不十分だとの批判が出ている。
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