「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」の人気俳優、イザイア・ワシントン(Isaiah Washington)氏は最近、党派政治を捨て、トランプ大統領の刑務所改革の政策を公に支持し、メディアの注目を集めた。
ワシントン氏は今月、「Fox Nation」に出演し、司会のジョージ・マードック(George Murdoch)氏(タイラスのリングネームで知られている)のインタビューを受け、コミュニティーや仲間から追放されるような大きなリスクがあるのに、なぜ民主党から離れることを選んだのかについて話した。
「エンターテイメントに携わっている人やアーティストにとって、民主党の一員であるのが当たり前なので、公に(民主党から)離れるのはすごく大きなリスクがあったのではないでしょうか?」とタイラス氏は質問した。
「もちろんこれはリスクであり、そしてペナルティも課せられます。しかし私はこれが重要だと思ったから行動したのです」とワシントン氏は話した。「私が民主党から離れることを選んだのは、何かがおかしいと感じたからです」
ワシントン氏がこれらの問題について声を上げるようになったのは、ファーストステップ法(First Step Act)という法案が成立した後のホワイトハウスでの式典に出席したことがきっかけだ。ファーストステップ法は「素行良好」によって刑を減らし、囚人の社会復帰を支援するための超党派による刑務所改革の法案だ。
先月、ワシントン氏は大紀元の取材でこう話した。「ファーストステップ法は歴史的な法案です。これは黒人コミュニティーに多大な破壊をもたらした極悪非道な政策を終わらせる最初の一歩です」
「大統領になる前の(トランプ氏の)個人的な生活がどうだったかなんて関係ありません。私は何かが変わるのを見たのです。それは歴史的な瞬間でした。もう元には戻れません。私はこれからずっとトランプ大統領とファーストステップ法を支持するでしょう。あんなに多くの人が、この超党派の法案を成立させるために懸命に取り組んでいるのを私は目の当たりにしたのです。本当に素晴らしいことでした。そして私はこのことをツイートしました」
彼がホワイトハウスの式典に出席した後、SNSからの質問や左翼からの批判が殺到した。
彼は大紀元の取材で、「自分は正義のため、正しいことのために立ち上がることにしました」と話した。「誰が大統領であろうと関係ありません。私は人々のためになることを支持したのです。しかし(左翼の人たちは)私のこの人々へのサポートをアイデンティティー政治に変えようとしています。これは気分が悪いことです」
ワシントン氏は声をあげ、トランプ大統領の政策がアフリカ系米国人コミュニティーの助けになっていることを人々に伝えている。また、これはオバマ政権とは正反対であるとも話している。
「私は44に2回とも投票しました」第44代米国大統領のオバマ氏に言及して彼はこうツイートした。「シエラレオネの復興再建のためにロビー活動していた時、私は彼の上院のオフィスでメールをチェックしていました。しかし8年間で、彼はアフリカや黒人アジェンダを一度も支援しなかったのです。しかし45(トランプ大統領)は私をホワイトハウスに招待し、ファーストステップ法を祝ってくれたのです」
ワシントン氏はFoxのタイラス氏にこう話した。「これからどこへ向かうかは分かりませんが、私がどこから来たのかは知っています。私は今55歳ですが、私が5歳だったときから、つまり過去50年間の民主党の政策を振り返った時、私のコミュニティー、例えば私の家から2ブロック離れたところではほとんど何も改善されていません。だから私は疑問に思ったのです。しかもこれは疑問以上の問題です」
ワシントン氏は#WalkAway運動を明確に支持してきた。#WalkAway運動はSNSのキャンペーンで、民主党支持者、特に一般的または歴史的な民主党の支持層が党を離れるよう奨励している。
#WalkAwayのホームページでは、キャンペーンのことをこう説明している。「今日の民主党が承認し、強制的に行っている分裂的な政策から左翼の人々に離れることを奨励し、支援します。(中略)嘘、偽りの物語、フェイクニュース、人種を使ったおとり、被害者に扮した物語、暴力、破壊行為、悪徳。これらから離れましょう。私たちは憎しみに駆られた党から立ち去るのです」
(大紀元日本ウェブ編集部)
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