[ストラスブール 17日 ロイター] – 欧州議会は17日の本会議で、次期欧州中央銀行(ECB)総裁にクリスティーヌ・ラガルド氏を充てる人事案を賛成394、反対206、棄権49の賛成多数で承認した。初の女性総裁誕生の道が開かれた。
ラガルド氏は、フランスの経済財務相を経て、国際通貨基金(IMF)専務理事に就任。IMF時代は巧みな交渉手腕を発揮したが、金融政策運営の経験は乏しい。
10月中旬の欧州連合(EU)首脳会議で、正式に指名され、11月1日からドラギ現総裁の後任として就任する予定。
欧州議会では、現在ECB専務理事のイブ・メルシュ氏がECBの銀行監督委員会副委員長に就任する人事案も賛成多数で承認した。
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