過激派集団や海外組織がデモ扇動、米社会を分断=米司法長官

2020/06/05
更新: 2020/06/05

[ワシントン 4日 ロイター] – バー米司法長官は4日、米中西部ミネソタ州で発生した白人警官の暴行による黒人男性死亡事件を受け、極左運動「アンティファ(反ファシズム)」などの「過激な扇動者」や海外グループが米社会の分断拡大を図っていると述べた。

記者会見で「アンティファなどの過激派集団や異なる政治的信念を持った組織が暴力的な活動に参加し、扇動している証拠がある」と指摘。「海外組織もあらゆる面で関与しているようだ」と述べた。

バー長官によると、連邦捜査当局はこれまで暴力活動に関与した疑いで51人を逮捕した。またワシントンでの抗議デモにより114人の捜査当局者が負傷し、22人が入院したという。

Reuters
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