[エルサレム 18日 ロイター] – バーレーンとイスラエルは18日、大使館を開設し、オンラインで入国査証(ビザ)を取得できるシステムを導入すると発表した。また、民間航空の定期便を就航させる計画も明らかにした。
両国は米国の仲介で今年9月、国交正常化で合意した。バーレーンのザヤニ外相は同国閣僚として初めてイスラエルを公式訪問し、国交正常化は両国の国民に明確な利益をもたらす和平につながると強調した。
12月から両国国民はオンラインでビザを取得できるようになると説明。イスラエルにバーレーン大使館を開設するための申請を行ったとし、イスラエル大使館はマナマに開設することが既に認可されていると述べた。また、来年から週14便の航空便を就航させる計画だと説明した。
ザヤニ氏のイスラエル訪問は、ポンペオ米国務長官のイスラエル訪問と重なった。
ポンペオ氏はザヤニ氏とイスラエルのネタニヤフ首相との共同会見で、両国の国交正常化は、イランのような悪意のある行為者に対して、この地域での影響力が低下しており、今まで以上に孤立化しており、方向性を変えるまでその状況は変わらないということ伝えている、と述べた。
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