米メディアのCNN、ABCは1日、中国共産党創立100周年を美化する報道を行い、米議員や学者から批判が殺到した。
ABC放送は6月29日、ツイッターに共産党100周年式典の映像を投稿し、「パーティー・タイム」とのコメントをつけた。
「どうやら米メディアは、中国共産党(以下、中共)に対する『吐き気をさそう』賛歌を誰が作れるか、競っているようだ」とニュースサイトGrabienの創設者であるトム・エリオット(Tom Elliott)氏は皮肉った。
「ABCは中共のプロパガンダ機関として新しい仕事を始めたようだ」と市民団体StandAmericaの創設者であるキャシー・ディロン(Kassy Dillon)氏はツイートした。
総合格闘家のティム・ケネディ氏は「ABCは今や中共の代弁者となった。共産党のためにプロパガンダするなんて、ひどい話だ」とツイッターに投稿した。
CNNも6月30日、「習近平は真のスターになるだろう」と中国共産党創立100周年を祝った。議員やメディア関係者からの批判が殺到した。
「何を祝うべきなのかわからない。過去100年間、中共は何百万もの人々を殺害した。習近平は新疆で今もジェノサイドを行っている。そして香港で一国二制度を破壊し、台湾でも戦争を起こすと脅迫している」と米共和党のケン・バック (Ken Buck)下院議員は批判した。
また、ダグ・ランボーン(Doug Lamborn)下院議員もツイッターを更新し、「米国も米メディアも習近平や中共を祝うべきではない。#CCP(中国共産党)は8000万人以上を殺害し、世界で最も先進的で全体主義的な警察国家を作り上げた。彼らは今もなお新疆のウイグル人に対してジェノサイドを行っている」と投稿した。
「CNNは習NNになった」と皮肉るツイッターユーザーもいた。
FOXニュースは、中共の祝賀行事の影には、中共の手によって殺された無数の人々がいると指摘した。
(翻訳編集・李凌)
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