ハリコフ、ロシア軍の攻撃で大学生13人死亡 4人は中国人 

2022/03/04
更新: 2022/03/04

ウクライナメディアによると、同国第2の都市ハリコフロシア軍による激しい攻撃で3日夜、大学生13人が死亡した。うち4人は中国人留学生。中国国内SNS上では、ウクライナ側の報道は伝えられたが、中国当局は公式発表を行っていない。

ウクライナのニュースサイト「オボズレバテル(Obozrevatel)」の報道では、ハリコフの市街に侵入したロシア軍は同市の大学、国立文化アカデミー(Kharkiv State Academy of Culture)の学生寮を襲撃し、学生13人が死亡した。死者の中に、中国人留学生4人とインド人留学生1人がいた。ハリコフの軍民管理局の情報筋がObozrevatelに述べた。

ほかに6人の学生が負傷し、地元の病院に搬送された。報道によると、ハリコフ市当局は同大学でほかに死傷者がいないか確認している。

報道は、ロシア軍によるハリコフへの空襲が3日夜、「ほぼ一晩中続いた」とした。

中国官製メディアは現時点で、中国人留学生4人が死亡した情報について報道を行っていない。

(翻訳編集・張哲)