ミャンマー軍に拘束され、コメの販売価格を巡る違反の罪で禁錮1年の判決を受けた日本の流通大手イオンの子会社の日本人駐在員の男性が12日夜、解放されたことが分かった。NHKなどが報じた。
今年6月30日、イオンの現地法人「イオンオレンジ」で商品本部長を務める笠松洋さん(53)は、軍の統制価格より51~70%高くコメを販売したとして消費者の保護を目的にした「生活必需品・サービス法」に違反した罪で起訴。12日に禁錮1年と罰金の判決を受けた。
実権を握るミャンマー軍の報道官が12日夜、「解放した」と述べていたが、詳細については明らかにしていない。
笠松さんは判決を受けた後の12日夜、最大都市ヤンゴンのインセイン刑務所から解放された。健康状態に問題はないという。
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