ミャンマーのイオン子会社で駐在員として勤務していた笠松洋氏(53歳)が、商品本部長としての職務中に拘束された後、無事解放され、日本に帰国した。
笠松氏は今年6月にミャンマー軍が定めた統制価格よりも高い価格でコメを販売したとしてミャンマー警察に拘束され、生活必需品・サービス法に違反した罪で起訴された。
今月12日、禁錮1年と罰金の有罪判決を言い渡されたが、日本外務省の強い働きかけにより解放された。
笠松氏は、日本時間の13日夜にミャンマーを出国。14日の朝、無事に東京の羽田空港に到着した。帰国後、健康上の問題はないと報告されている。
NHKによると、外務省は、笠松氏の解放をミャンマー当局に対して強く求め続けており、彼の無事な帰国を受け、「これまでミャンマー当局に解放を強く求めてきたが、無事に帰国したことを確認し安どしている。今後も海外にいる日本人の安全確保に向けて万全を期していきたい」としている。
外務省は、今後も在留邦人の安全確保に向けた支援を継続する方針を示している。
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