中国 「操作ミスだった」というオチ。納得できるか?

衝撃的事実!「知らないうちに84億円融資の保証人になっていた」女性=中国

2024/10/19
更新: 2024/10/22

「自分が知らないうちに、聞いたこともない上海の会社の3億9600万元(約84億円)の融資保証人になっている」

そう(実名で)訴えるのは広東省に住む李さん。

耳を疑うこの「事件」は14日、中国検索エンジン最大手の「百度(バイドゥ)」でトレンド入りし、物議を醸した。

女性がこの衝撃的事実を知るきっかけは、たまたま友人から大金を借りる必要があったから、自分の信用情報を照会したことによる。

「自分を融資の保証人にした上海の会社と銀行は、自分の身分情報を不正利用し、違法な手段を使ってウソの融資を騙し取った、巨額の詐欺を働いた」として、李さんは110番通報した。

李さんの親族で代理人でもある謝さんは、中国メディア「環球時報」に対し、「李さんは保証人になったことはないし、問題の会社と取引したこともない」と明かしている。

この件について、別の中国メディア「紅星新聞」が、問題の上海の会社の話を引用して報じたところによると、「スタッフによる操作ミスであり、情報を修正した」という。

しかし、ネット上では「操作ミス」という主張、いや「苦しい言い訳」について、

「絶対信じないぞ」

「保証人になるのに顔認証が必要だよ、どうやって通ったの?」

など、反発の声も高い。

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!