トランプ次期大統領 選挙結果を「民主主義と自由の大きな勝利」と称える

2024/11/06
更新: 2024/11/06

トランプ前大統領は、米東部標準時11月6日午前2時30分ごろ、フロリダ州パームビーチ郡コンベンションセンターで、多くの支援者やボランティアの前で「アメリカ国民にとっての偉大な勝利だ」と選挙での勝利を宣言した。

トランプ氏は家族やスタッフに囲まれ、「47代、そして45代の大統領として選ばれたことを非常に光栄に思います」と述べ、さらなる勝利を確信していると強調。ミシガン州、アリゾナ州、ネバダ州、アラスカ州での勝利に加え、ノースカロライナ州、ジョージア州、ペンシルベニア州、ウィスコンシン州といった激戦州でもリードを保持し、最終的には必要な270票を超える315人の選挙人票を獲得する可能性があると述べた。

選挙管理会社Decision Desk HQがトランプ氏の勝利を予測した時点で登壇したトランプ氏の副大統領候補、J.D.ヴァンス上院議員は「これこそ、アメリカ史上最大の政治的復活劇だ」と語った。

今回の選挙でトランプ氏は、現職のバイデン大統領と対立候補の副大統領カマラ・ハリス氏との争いを乗り越え、数々の困難にも直面しながら再選を果たした。

トランプ氏はこの結果を「前例のない強力な支持の表れ」とし、共和党が大統領職に加えて上下両院の支配権を確保する可能性に触れ、「アメリカを再び偉大にする」運動はさらに重要な意味を持つだろうと述べた。

「アメリカの心と魂である数百万の労働者の皆さんに感謝します。私たちの目標は、皆さんに最高の国を提供することです」と述べ、国民一人ひとりのために戦う決意を新たにした。

トランプ氏は「アメリカの黄金時代を迎えよう」とも述べ、2024年の選挙が支持者の人生において最も重要な瞬間の一つとして記憶されることを願うと語った。「この日はアメリカ国民が再び国の支配権を取り戻した日として永遠に記憶されるだろう」と述べた。

さらに、過去の対立を忘れ、国を団結させる必要性を訴え、「4年間の分裂を乗り越え、一致団結する時が来た」と述べた。「成功が私たちを結びつけてくれるだろう」と締めくくり、会場を後にする際、支援者たちは「How Great Thou Art(聖歌・輝く日を仰ぐとき)」を合唱し、勝利の瞬間を祝った。

 

「現代に合った古き良きジャーナリズム」を掲げる報道記者。表現の自由や若者のトランスジェンダー運動など、さまざまなテーマで執筆している。エポックタイムズ入社前は、オハイオ州の新聞社で20年以上にわたり記者としての経験を積み、数冊の本を出版した。ケント州立大学ジャーナリズム科卒。