鄭州の夜間自転車に当局がパニック 第二の「白紙革命」か

2024/11/13
更新: 2024/11/13

先日、中国河南省鄭州市の大学生たちが始めた「開封の夜間自転車」の波は、当局にとって大きな脅威となり、河南省地方政府は大量の警官を動員して道路を封鎖し、学校を閉鎖した。武器を持たない大学生たちに対して、なぜ当局はこれほどまでにパニックに陥ったのだろうか?

鄭州夜間ライドに参加した大学生
「青春には値段がつけられない。開封への夜間ライドを制覇する!」

11月初めから、鄭州市から開封市への夜間ライドは急速に盛り上がり、11月8日の夜には活動がピークに達し、自転車の列は数十キロに及び、参加者は数万人に達した。

地元の人々
「鄭州に住んで何十年も経つが、これほど多くのシェア自転車を見るのは初めてだ。抑圧された大学生たちが、ついに自分を解放する機会を見つけた」

この「開封夜間ライド」の潮流は、今年6月に始まった。当初、4人の女子学生が自転車に乗って開封に行き、地元の美食を楽しむ様子をオンラインで共有し、それに多くの大学生が追随した。

民主中国陣線の副主席 盛雪氏
「中共のパンデミック対策以降、実際に中共は社会全体を極端に病的なレベルで管理している。そのため、若者たちはほとんど表現や解放の場を持てなくなっている」

オンラインの動画を見ると、夜間自転車に参加しているのは全国の大学生だけでなく、さまざまな業界の若者や退役軍人、さらには「自由」の旗を振る人々もいる。

11月9日以降、当局は交通警察を動員して道路を封鎖し、特別警察が自転車に乗る大学生を囲い込み、阻止した。また、学校は学生の校外への出入りを禁止した。

『靖遠開講』のホスト 唐靖遠氏
「中共の権威主義体制は一般市民の集団行動を最も恐れており、長年にわたり洗脳政権維持を通じて人々を分散させ、個々の存在にさせ、集まらせないようにしている。これにより、彼らは永遠に支配を維持できると考えている」