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セブン&アイHDのトップに初の外国人 井阪社長が退任

2025/03/03
更新: 2025/03/03

セブン&アイ・ホールディングスは、井阪隆一社長が退任し、社外取締役を務めるスティーブン・ヘイズ・デイカス氏を起用する方向で最終的な調整を進めている。各種報道機関が報じた。

セブン&アイ・ホールディングスは井阪社長が退任し、後任として大手スーパー「西友」の最高経営責任者などを務めた経験を持つ社外取締役のスティーブン・ヘイズ・デイカス氏を起用する方向で最終調整に入った。近く取締役会を開き、正式決定する予定だ。

セブン&アイ・ホールディングスで外国人がトップに就任するのは初めて。井阪社長は2016年から9年近くにわたり経営トップを務めてきた。

セブン&アイをめぐっては、昨年8月、カナダのコンビニ大手「アリマンタシォン・クシュタール」からの約7兆円規模の買収提案を受けていたが、セブン&アイは「株主価値を過小評価している」として拒否。

同年11月、セブン&アイの創業家である伊藤家は、同社を非上場化するために8兆円以上(約520億ドル)の資金調達を目指していたが、資金調達はできず白紙に戻った。