自民党は4日、令和6年末時点の党員数が102万8662人だったと発表した。5年末時点から6万2413人の減少となり、2年連続での党員数減少となった。
派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で国民の不信を招いたことに加え、昨年10月の衆院選で議席を大幅に減らしたことなどが原因とみられる。
森山裕幹事長は4日の記者会見で、「党員数は一つの政党に対する支持のバロメーターだろう」と述べ、「いろいろな課題があるにもかかわらず、100万人台がキープできたというのはありがたいことだ」と表明した。自民党は2014年以降、「党員120万人」を目標に掲げている。
総務省の統計によると、1990年代には300万人以上の党員が存在したが、2009年の民主党への政権交代の頃には100万人を下回った。
その後、支持率は回復したものの、党員数は微増微減を繰り返している。
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