自民党の西田昌司参院議員は12日の党参院議員総会で、石破茂首相に対して退陣を要求した。
西田氏は、「今の体制では参院選を戦えない。党総裁選を実施し、新たなリーダーを選び直さないといけない」と語った。
昨年10月に実施された衆院選で、自由民主党は大幅な議席減少を経験。選挙前は247議席を有していたが、選挙後は191議席となり、過半数を割り込んだ。
議員総会後、西田氏は記者団に対し、石破政権で参院選に臨んだ場合は「大惨敗する」との見方を示した。「衆院選で負け、国民の審判が出ている。参院選の看板になるのはあり得ない」と厳しく指摘した。
昨年9月の党総裁選では、2位となった高市氏の推薦人を務めた西田氏は、新たな党総裁には高市早苗前経済安全保障担当相が有力候補になるとの認識も示している。
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