中国のECサイトで大ヒット商品の米中関税戦の記念グッズの「関税戦参戦記念杯」が突如販売停止になった。
このような事態の背後に「政府介入の影」を疑う声が多く上がっている。
問題視されたホーローカップは、白地に赤字で「中美(米中)対等関税戦 参戦記念」「2025年4月」などの文字や米中両国の国旗入りボクシンググローブの図案などが入ったレトロ風のものだ。
中国の主要なネットショッピングサイトでは、こうしたホーローカップのほか、マグカップやTシャツなど類似グッズも販売しており、10〜26元(約200〜520円)と、とても手ごろな値段設定となっている。
こうした記念グッズを購入したユーザーによるSNS投稿が話題になり、「関税戦グッズブーム」がかすかに巻き起こっていた。
しかし、4月10日午後、「関税戦参戦記念杯」は、突如すべて一斉に販売停止になるという異変が発生した。
停止の理由は明かされておらず、「ナショナリズムの過熱を避けるため、政府による検閲・統制が行われたのではないか」と推測するユーザーが多い。
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