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乳児から臓器摘出発言でネット炎上 「悪魔だけがこんなことを言う」

2025/04/16
更新: 2025/04/16

中国の泌尿器科医の宋塗潤が「乳児の腎臓摘出」の技術的利点を公然と語り、手術の詳細を説明したことで、ネットが騒然となった。ドキュメンタリー映画『国家の臓器』で明らかにされた臓器狩りの犯罪について動揺が広がる中、彼の発言は中共による臓器狩りの問題への関心を再燃させた。

中国版のTikTokのアカウント「腎移植の先生である宋塗潤」が動画を投稿し、講師は四川大学華西病院の泌尿器科主治医である宋塗潤だ。彼は臨床医学の博士号を持ち、2015年から腎臓移植を専門としている。

宋塗潤は動画の中で、過去に早産児から腎臓を摘出した経験を語り、その「三大メリット」を強調した。

しかし、動画の中で彼はうっかり「供腎(ドナー)」という言葉を使い、「提供」といった表現を避けたため、視聴者に冷酷で無情な印象を与えてしまった。

台湾のネットユーザーたちは「これは医療ではなく、臓器狩りの行為だ!」「どうして赤ちゃんの臓器を商品みたいに紹介できるのか?」と厳しく批判した。

宋塗潤自身も、赤ちゃんの腎臓移植はリスクが高く、手術が難しいこと、術後に動脈血栓と静脈血栓などの後遺症が起こる可能性があり、長期的な薬の投与が必要であることを認めている。しかし、動画の中で彼は「乳児の腎臓は質が良い」「効果が高い」と繰り返し強調し、ネット上で瞬く間に大きな話題となった。

宋本人の公表によれば、これまでに乳児から腎臓を摘出した例が20例以上あるという。

中共による強制臓器摘出、特に法輪功学習者から臓器を強制的に摘出するという暴挙は、すでに世界の多くの国で知られ、非難されている。

最近、台湾でドキュメンタリー映画『国家の臓器』が大ヒットし、多くの市民が衝撃を受けている。同時に、台湾のネットユーザーたちは「私たちは大紀元に謝らなければならない」という運動を自発的に立ち上げ、20年前に中共による臓器狩りの犯罪を暴露した大紀元に感謝の意を表している。